ミック・ジャガーら50人以上の音楽家、選挙集会で使用する楽曲の事前許可を求める公開書簡に署名
2020/07/29 08:06掲載
Mick Jagger (Image credit: Matthew J. Lee/The Boston Globe - Getty)
ローリング・ストーンズのミック・ジャガーとキース・リチャーズ、エアロスミスのスティーヴン・タイラーとジョー・ペリー、エルヴィス・コステロ、シェリル・クロウ、グリーン・デイ、パール・ジャム、ライオネル・リッチー、ブロンディ、シーア、R.E.M、ロードなど50人以上のミュージシャンは、米国の政治家が選挙集会やイベントで楽曲を使用する前に許可を得るよう求める公開書簡に署名しています。
ポップ、ロック、ヒップホップの著名なミュージシャン50人以上は、アーティスト・ライツ・アライアンスと協力して、米国の政治家が選挙集会やその他の公共イベントで使用する音楽の使用許可を事前に得ることを要求する公開書簡を作成しています。
この書簡は、米国の主要な政党委員会に対し、「政治や選挙運動で自分たちの音楽を公に使用する前に、主なレコーディング・アーティスト、ソングライター、著作権所有者の同意を求めることをキャンペーンに義務付ける明確な方針を確立すること」を求めています。
書簡には
「アーティストとして、活動家として、そして市民として、あなたが支持するすべての候補者は、選挙運動や政治的な場で彼らの音楽を使う前に主なレコーディングアーティストやソングライターの同意を求めることを誓約してください」
「これは、法的リスク、不必要な公の議論、そしてアーティストの支持を偽って主張したり暗示したり、アーティストの表現を歪曲したりすることから生じる道徳的な泥沼から候補者を効果的に保護する唯一の方法です」
と書かれています。
その他の署名者には、
Amanda Shires, B-52s, Cyndi Lauper, Fall Out Boy, Jason Isbell, Linkin Park, Lykke Li, Panic! at the Disco, The Black Keys’ Patrick Carney, Regina Spektor, Rosanne Cash, Alanis Morrisette, T Bone Burnett
などがいます。
選挙集会の音楽については、2016年と2020年のアメリカ大統領選挙では大きな話題となっており、複数のミュージシャンがドナルド・トランプ大統領の集会で自分たちの曲を使用することに異議を唱えています。