ドッケン　コンサート実施　“ソーシャルディスタンス”ショーと言うもののその実態は　メンバー1人は参加辞退

ドッケン（Dokken）は7月17日、米バージニア州ロアノークでコンサートを実施。“ソーシャルディスタンス”ショーと言われていますが、当日のファン撮影の映像を見る限り、ソーシャルディスタンスは保たれておらず、また誰もマスクをつけていないようです。

この公演には、バンドの長年のギタリストであるジョン・レヴィンは不参加で、代役としてレブ・ビーチが参加しています。

フロントマンのドン・ドッケンによると、不参加は新型コロナウイルスに関する懸念によるものでした。ドン・ドッケン（Don Dokken）は、Songfactsとのインタビューの中で、

「ジョンは今すぐにはツアーに出られないから、レブが代わりに来てくれたんだ。彼の父親が90歳で、彼は主に介護者であるため、ジョンは新型コロナウイルスに不安を感じている。彼は“もし俺が新型コロナウイルスに感染して親父も感染したら親父は死んでしまう”と言った。俺は“わかったよ、ジョン。俺は君と君のお父さんを尊敬している”と話した。それでレブにこの2つのショーのために来てもらった。 ジョンに言ったんだ“最善を期待しよう。新型コロナウイルス（への対策）が良くなってワクチンが出てくることを祈ろう、それまでは飛行機に乗りたくないなら乗らなくていい」

と話しています。

バージニア州では新型コロナウイルスの感染者が増加しており、7月15日には1,084人もの感染者が出ています。