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ジャズ・ベーシストのクリーヴランド・イートンが死去 ラムゼイ・ルイス・トリオやカウント・ベイシー・オーケストラ等

2020/07/08 10:37掲載
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Cleveland Eaton (Alabama Music Hall of Fame)
Cleveland Eaton (Alabama Music Hall of Fame)
後にアース・ウインド&ファイアーで一世を風靡するモーリス・ホワイト(Maurice White)と共に第2期ラムゼイ・ルイス・トリオ(Ramsey Lewis Trio)で活躍したジャズ・ベーシスト、クリーヴランド・イートン(Cleveland Eaton)が7月5日に死去。米アラバマ州のメディアal.comによると、彼の妻マイラ・イートンはクリーヴランドが3月から病気で入院していたと話しています。クリーヴランドは80歳でした。

クリーヴランド・イートンは、米アラバマ州フェアフィールド生まれ。若い頃はピアノ、サックス、トランペット、チューバ、ストリングベースなどを演奏していた。テネシーA&I州立大学で音楽の学士号を取得し、同大学のジャズグループで演奏。シカゴに移り、プロとしてのキャリアをスタートさせる。

彼は、アイク・コール・トリオ、ラリー・ノヴァク、ラムゼイ・ルイス・トリオとツアーを行った。ルイスのレコーディングにも貢献し、その中には4枚のゴールド・レコードも含まれている。彼はまた、エラ・フィッツジェラルド、サラ・ヴォーン、フランク・シナトラ、ビリー・エクスタイン、ジョージ・ベンソン、ヘンリー・マンシーニ、ハービー・ハンコックなどとも共演した。

70年代半ばには自身のグループ、Cleve Eaton & Co.を結成。『CEO』『Plenty Good Eaton』『Love and Dance』などのアルバムを発表した。彼の代表的なシングルは「Bama Boogie Woogie」など。彼はカウント・ベイシーのショーやレコーディングに参加し、“カウントのベーシスト”として知られるようになった。