Roy Ayers, Adrian Younge and Ali Shaheed Muhammad / Roy Ayers JID002
ジャズ・ファンクのレジェンド、“キング・オブ・ヴァイブス”こと
ロイ・エアーズ(Roy Ayers)が9年ぶりのスタジオ・アルバムをリリースします。
エイドリアン・ヤング(Adrian Younge)および
ア・トライブ・コールド・クエスト(A Tribe called Quest)の
アリ・シャヒード・ムハマド(Ali Shaheed Muhammad)と協力して新アルバム『Roy Ayers JID002』を海外で6月19日に発売します。リリース元はヤングとムハマドのレーベルJazz Is Dead。
スタジオ・アルバムをリリースするのは2011年の『King of the Vibes』以来。
新作には、エアーズ、ヤング、ムハマドが共同で書き下ろしたオリジナルトラック8曲を収録。レコーディングはロサンゼルスにあるヤングのリニア・ラボ・スタジオで行われ、ドラマーのグレッグ・ポール、ヴォーカリストの Loren Oden、Joy Gilliam、Saudia Yasmein、Elgin Clark、Anitra Castleberry、そしてTribe RecordsのPhil RanelinとWendell Harrisonが参加しています。
プレスリリースは「1970年代のエアーズの未発表アルバムが発掘されたようなものであると同時に、衝撃的で、新しく、予想外のものでもある」とこのアルバムについて説明しています。
またムハマドはプレスリリースで
「2020年のジャズとは何か? ジャズのアーティストは、ミュージシャンとしての私の成長を形作ってきたインスピレーションであるだけでなく、彼らの音楽はヒップホップ・カルチャーの基盤に深く根ざしています。私たちが成長できたのは、彼らの頭がうなずくようなビート、豊かなコード進行、ソウルリッピングのメロディー、そして、うなるようなベースラインが、夜明けまで詩的に流れる音楽的なバックビートを私たちに与えてくれたからです。私にとっては、それはすべて自由な音楽であり、Jazz Is Deadはムーブメントの原動力になっている」
と書いています。
この作品から4曲聴けます