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松田優作と尾崎豊、NHK-BSプレミアムにて2人の特集番組『ヒーローたちの壮絶人生』が放送

2012/11/11 22:06掲載
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尾崎豊
尾崎豊
松田優作と尾崎豊。NHK-BSプレミアムにて2人の特集番組『ヒーローたちの壮絶人生』が放送。『24時間俳優だった 松田優作と妻 美由紀の10年』は11月15日(木)、「大人になった君たちへ 尾崎豊20年目の真実」は翌16日(金)に放送されます。ともに22時〜放送


●ヒーローたちの壮絶人生  「24時間俳優だった 松田優作と妻 美由紀の10年」
BSプレミアム 11月15日(木)午後10:00〜10:59

40年の短い命を熱く生きた俳優・松田優作。70年代〜80 年代にかけて、強烈な個性と圧倒的な存在感で、人々を惹きつけた。優作は、俳優人生の最後の10 年間、1 作ごとに変身を繰り返してきた。「探偵物語」で見せた新たなハードボイルド像。拳銃を箸に持ちかえ、人間の内面を徹底して追求した「家族ゲーム」「それから」などの文芸作品。そして遺作となったハリウッド映画「ブラックレイン」・・・
その、最後の10 年の優作を人生の併走者として、間近で見続けてきたのが、妻の美由紀(50)である。美由紀はこれまでカメラの前で、優作について語るのを避けてきた。その美由紀が今回、優作との私生活を、初めて洗いざらいに語った。そこからは、人間・松田優作の素顔と、彼が抱き続けていた俳優像の秘密が浮かび上っていく。尋常ならざる壮絶な家庭生活、子どもを持つことによって、優作に生じた変化・・・どれも、初めて明かされるエピソードばかりである。番組は、「私生活も含め、24 時間俳優だった」と語る、妻・美由紀の視点を軸に、関係者の証言、本人の残した自筆の創作ノートや台本などから、俳優に殉じた松田優作の生きざまを描いていく。

【出演】松田美由紀,【語り】仲村トオル,【朗読】国井雅比古


●ヒーローたちの壮絶人生  「大人になった君たちへ 尾崎豊20年目の真実」
BSプレミアム 11月16日(金)午後10:00〜10:59

「尾崎豊を語ることは自分自身を語ることである。」
80 年代後半、若者たちの圧倒的な共感を集めながら、26 歳で夭折した、孤高のアーティスト・尾崎豊。20 年の時を経て、本人直筆の60冊以上の大学ノート、未発表のデモテープが明らかにされた。14歳で書き始めたノートには、“空を見て、哀しいと感じる”14歳の心の揺らぎや、「絶望的青春」と題された、青春の挫折感など、彼がどんな日常風景を見つめ、何を考え、格闘していたのか、名曲の原型が書き綴られている。さらに、死の直前には、真実を求め、苦悩する、痛々しいまでの心の告白が記されている。また、名曲「OH MY LITTLE GIRL」や「Forget-me-not」の尾崎豊自身が吹き込んだ未発表の音源も今回の番組で初めて公開される。
番組は、尾崎豊の生涯のパートナーだった須藤晃プロデューサーをはじめ、歌手の加藤登紀子、クリエイティブディレクターの箭内道彦など、関係者や同世代の人々が語る“人間・尾崎豊”像を軸に、知られざるエピソードや、様々な未発表の資料から、尾崎豊の“魂の遍歴”に迫り、なぜあれほど、同世代の共感を集め、そして何に苦悩したのか、迫っていく。
【語り】永作博美

*尾崎豊が残した自筆ノートの朗読は、長男の尾崎裕哉(23)