伝説的ブルースマン、
ロバート・ジョンソン(Robert Johnson)の写真はこれまで2枚のみが確認されているだけでしたが、謎多き彼の存在を証明する3枚目の写真が公開されています。
これまでに公開されたジョンソンの写真は、『Complete Recordings』のアルバム・カヴァーにも使われているメンフィスの写真スタジオで撮影されたものと、ポーズをとり唇からタバコをぶら下げた写真の2枚のみでした。
新たに発掘された写真は、現在94歳の義理の妹アンニー・アンダーソン(Annye Anderson)が持っていたもので、1930年代にミシン油のボトルを入れていた小さな箱に保管していました。アンダーソンは何度か引っ越しをしましたが、ずっとこの写真を持っていたそうです。
アンダーソンは、1938年に義理の兄ロバート・ジョンソンが27歳で亡くなった時、まだ12歳でした。
新たに発掘された写真は、ジョンソンが1930年代にメンフィスのポートレートブースで撮影されたものと言われています。
この写真は、アンダーソンの新たな回想録『Brother Robert: Growing Up With Robert Johnson』の表紙に登場します。海外で6月9日発売予定。
アンダーソンは回想録で「これは、私が覚えているロバートの姿を示しています。気さくで、親切で、寛大です。伝説の男には見えません」とこの写真について話しています。