HOME > ニュース >

ジェフ・バックリィが『Grace』の録音で使用したギターをミューズのマシュー・ベラミーが購入 次回作で使用予定

2020/05/18 00:50掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Matt Bellamy with Jeff Buckley's Telecaster and Matt's Guitar Shop owner Matt Lucas in Bellamy's LA studio earlier this year. (Image credit: Matt Lucas)
Matt Bellamy with Jeff Buckley's Telecaster and Matt's Guitar Shop owner Matt Lucas in Bellamy's LA studio earlier this year. (Image credit: Matt Lucas)
ジェフ・バックリィ(Jeff Buckley)が唯一のスタジオ・アルバム『Grace』のレコーディングで使用していたギターを、ミューズ(Muse)マシュー・ベラミー(Matthew Bellamy / Matt Bellamy)が購入していたことが判明。マシューが米国のギター誌Guitar Worldのインタビューの中で明らかにしています。

このギターは1983年製ブロンドUSAフェンダー・テレキャスター(1983 blonde USA Fender Telecaster)。

マシューはインタビューの中で

「言わなきゃいけないことがあるんだけど、ジェフ・バックリィがアルバム『Grace』のレコーディングで使っていたギターを買ったんだ」

「冗談じゃないよ!絶対に本物ものであることを確認するために、彼の家族やいろいろな人に話を聞いて、僕のチーム全員が慎重に調査した。なんとか確認できて、彼がアルバム『Grace』の全曲を録音し、“Hallelujah”を録音した彼のテレキャスターを手に入れることができた」

と話しています。

マシューは飾るために購入したのではなく「実際に使ってみたいと思って購入した。それが彼が望んでいたことだと信じたい」と話しています。

実際、すでにレコーディングに使用しており、次のミューズのアルバムでもフィーチャーする予定です。

マシューは

「実はもう使ったことがあるんだ。Jaded Hearts Clubのカヴァー曲で使っている。次のミューズのアルバムでも使ってみたいと思っているよ」

「歴史があって、彼の偉大さを少しだけでも感じられるのはすごいことだと思う。唯一の問題は、これを演奏するのに十分な曲をまだ書いていないことだ
よ!(笑)。だから、今はプレッシャーがかかっているんだ」

またライヴで使用するのかと尋ねられたマシューは

「今のところスタジオギターだと思う。いつか何かのために持ち出すかもしれないけど」

と当面はスタジオ・ギターとして使用していくと述べています