マイアミ・ソウルの女王、ベティ・ライトが死去

「Clean Up Woman」などで知られるマイアミ・ソウルの女王、ベティ・ライト（Betty Wright）が死去。彼女が亡くなったという正式な発表はまだありませんが、ライトの姪であるBELLAや友人らはSNSで訃報を伝えています。死因はまだわかっていません。ベティ・ライトは66歳でした。

ベティ・ライトは米フロリダ州マイアミ生まれ。本名はベシー・レジーナ・ノリス（Bessie Regina Norris）。2歳の時からザ・エコーズ・オブ・ジョイというファミリー・ゴスペル・グループで歌っていた。グループ解散後、地元のタレントショーで歌う姿をマイアミのレコード会社のオーナーが見つけ、1966年、12歳の時に最初のレーベル（Deep City Records）と契約してシングルをリリースする。その後、ヘンリー・ストーンのT.K. Productionsの傘下Alston Recordsに移り、1968年、ライトが14歳のときに録音したデビューアルバム『My First Time Around』をリリースする。1971年に彼女の代表曲となる「Clean Up Woman」を発表、全米6位に入るヒットとなる。その後も「Is It You, Girl?」「Shoorah! Shoorah!」「Tonight is the Night」などのヒットで一躍スターとなった。