ムーンライダーズのクラウン・イヤーズ5タイトルがタワーレコード限定でCD復刻。
対象となるのは
『ムーンライダーズ』(1977年)
『イスタンブール・マンボ』(1977年)
『ヌーヴェル・ヴァーグ』(1978年)
『モダン・ミュージック』(1979年)
『カメラ = 万年筆』(1980年)
の5タイトル。いずれも価格は2000円(税込)。11月21日に発売されます。
●『ムーンライダーズ』(1977年)
『火の玉ボーイ』(実質的に鈴木慶一のソロ)に続き、初めてバンド名義で制作、リリースされたアルバム。才能豊かで個性豊かなメンバー個々の持ち味が反映されたカラフルな楽曲が短編映画のように次々と飛び出す作品。ヨーロッパ指向の強いオルタナティヴ・ロック。前代未聞のあまりに斬新な音楽性は、30年以上の時を経ても尚鮮烈!真心ブラザーズが後にカバーする名曲「マスカットココナッツバナナメロン」収録盤。
●『イスタンブール・マンボ』(1977年)
ギタリストとして白井良明が新たに加入。バンド・サウンド・アンサンブルが強化され、ヨーロッパ指向のみならず更に中近東風のメロディーも取り入れたアレンジが施され音のイメージの広がりや膨らみも圧倒的なサード・アルバム!エキゾチズム溢れる先鋭的オルタナティヴ・ロックの傑作。
●『ヌーヴェル・ヴァーグ』(1978年)
ヨーロッパ的な感覚とアメリカン・ロック的な感覚が巧みにブレンドされた秀逸なアレンジとバンド・サウンド、モダンな歌声(リード・ヴォーカルは全曲鈴木慶一)、個々の楽曲の完成度の高さ(名曲多数!)。益々スケール感を増幅させたエキゾチックなオルタナティヴ・ロック世界が展開された傑作フォース・アルバム。
●『モダン・ミュージック』(1979年)
文学的なリリック、モダンなヴォーカル、ひねりの効いたギター・サウンドなどの従来のオルタナティヴなロック感覚に加え、エレクトロ・サウンドの導入や斬新なドラム・サウンド処理など、海外ニューウェーヴの最先端のモードも積極的に取り入れてイメージを大胆に刷新してみせたフィフス・アルバム。
●『カメラ = 万年筆 』(1980年)
ヨーロッパ映画の名作をテーマにしたコンセプト作。それぞれの映画の印象的な場面がまるで短編音楽映画のように浮かび上がるようなショート・フィルム・レビューのような曲構成。凝りに凝ったアレンジ、緩急自在でカラフルなバンド演奏、どこまでもモダンなヴォーカル表現。ムーンライダーズの魅力が凝縮された傑作6thアルバム。
※コメントはメーカーインフォより