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マイケル・ボルトンはかつてブラック・サバスのオーディションを受けていた トニー・アイオミが長年の噂を認める

2020/03/10 14:40掲載(Last Update:2020/03/10 17:03)
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Michael Bolton, Tony Iommi
Michael Bolton, Tony Iommi
マイケル・ボルトン(Michael Bolton)は、かつてブラック・サバス(Black Sabbath)のオーディションを受けていた。ボルトン自身はこの話を否定していますが、サバスのギタリストであるトニー・アイオミ(Tony Iommi)はGibsonTVのインタビューの中で、実際にオーディションが行われたと、この長年の噂を認めています。

日本では“バラードの貴公子”や“バラードの帝王”などと呼ばれ親しまれているマイケル・ボルトンは、デビュー当時はハードロックのヴォーカリストで、1970年代末に組んだバンド、ブラックジャック(Blackjack)はオジー・オズボーンのツアーにオープニング・アクトとして同行したこともあります。

アイオミはGibsonTVのインタビューの中で、1982年に脱退したロニー・ジェイムス・ディオに代わるヴォーカリストを探した頃について語っています。

アイオミはデイヴィッド・カヴァデールをサバスの新しいシンガーに迎えたかったことを明らかにし、「デイヴィッド・カヴァデールを見つけたが、俺は“ああ、(彼は)このバンドを結成したばかりだ、ホワイトスネイク。なぜ今まで見つけられなかったのか?」と当時を振り返っています。

アイオミは続けて

「それで、他のシンガーをたくさん探して、さまざまなシンガーをオーディションした。その中にはマイケル・ボルトンもいた。信じられないかもしれないが、彼はそのうちの一人だ。それは少し続いたが、俺たちは決断できなかった」

と話し、

「やがてイアン・ギランにたどり着いた。イアン・ギランと一緒にやるようになった。ミーティングがあったが、イアンはミーティングのことを覚えていないようだ。彼はあまりにも酔っていて、何が起こったのか思い出せなかった」と付け加えています。

ボルトン自身は、このオーディションが行われたことを否定しており、2014年に英Echoのインタビューの中で、この話は「噂にすぎない...いったいどこからそんな話が始まったのかわからない」と述べています。

ボルトンは2017年にマレーシアのLITEに出演した際、この話を再び否定し、「それは噂だ」「僕のロック・バンドがブラックジャックだったので、それと混同しているからだと思うよ。(このバンドでは)70年代後半に2枚のアルバムを作った。あれは僕のロック時代の一部だった」と話していました。

以下はトニー・アイオミのインタビュー映像