HOME > ニュース >

ジェリー・リー・ルイス 深刻だった脳卒中から復帰 新アルバムを録音

2020/02/20 17:25掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Jerry Lee Lewis  (Photo: Andrew Nelles / The Tennessean)
Jerry Lee Lewis (Photo: Andrew Nelles / The Tennessean)
ロックンロールのアイコン、ジェリー・リー・ルイス(Jerry Lee Lewis/84歳)は2019年2月、米ミシシッピ州ネスビットの自宅で脳卒中を起こしています。当時は“軽度”と報じられましたが、米ローリングストーン誌によると、実際はそうではなく深刻なものでした。

ルイスが特に心配したのは、再びピアノを演奏できるかどうかについて。リハビリ施設で3カ月を過ごした彼は再び歩けるようになり、そして右手を使えるようになった後、2020年1月末に、自分が音楽をまだ作れるかどうか確かめるためにレコーディングセッションを行っています。

このセッションは、彼がルイジアナ州フェリデイで幼少の頃から知っていたゴスペル・クラシックのアルバムを作るという長年練っていた計画を実行するために企画されたもの。ルイスは部屋に置かれたピアノに指を乗せると、彼の指は動き始めたそうで、ルイスは米ローリングストーン誌に「信じられなかった」「もう二度と演奏できないと思っていた」と、この時のことを振り返りながら語っています。

音楽に復帰したルイスはプロデューサーのTボーン・バーネットと、Kenny Lovelace、James Burtone、 McCrary Sistersらと共に2日間かけて新アルバムを録音しました。

ルイスは現在はずっと調子は良いそうで、妻のジュディスは「実際、彼の健康状態は過去5、6年よりも良くなっています」と話しています