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リンキン・パークのチェスター・ベニントンのヴォーカルをフィーチャーしたグレイ・デイズの新アルバム発売、MV公開

2020/02/07 11:35掲載(Last Update:2020/03/25 23:44)
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Grey Daze
Grey Daze
リンキン・パーク(Linkin Park)のヴォーカリスト、故チェスター・ベニントン(Chester Bennington)がかつて在籍していたバンドであるグレイ・デイズ(Grey Daze)。チェスターのヴォーカルをフィーチャーした新アルバム『Amends』を6月26日に世界同時発売。リリース元はLoma Vista Recordings/ユニバーサルミュージック。

この作品から新たに「Sickness」のミュージックビデオが公開されています。

以下インフォメーションより

「Sickness」はもともと1997年に書かれたもので、当時のチェスターがどうにか理解しようとしていた喪失感や失望が描かれている。チェスターは当時助けを求めていた。自暴自棄になっている彼の叫び。この楽曲にはどこまでも伸び続けるクライマックスがあり、バンドが最初から最後までサポート、詞はチェスターと親友でありドラムスを担当するショーン・ダウデルによる共作。

ショーンは、このミュージック・ビデオに関して以下のように語っている。
「このビデオは、チェスターが15歳の頃の実話に大まかには基づいているんだ。彼は学校でいじめられていて、ある日実際に暴行も受けてしまった。僕は2歳年上だったので、友だちを集めて翌日公園に行き、その子を懲らしめてやった。その日から僕はチェスターを守る役目を担い、それ以来彼が亡くなった現在も兄のようになったんだと思う。」



4月10日に世界同時リリースとなるアルバム『アメンズ』は、2017年にチェスターがグレイ・デイズ再結成し、当時バンドに足りていなかったリソースなどをメンバーと共に再構築、再録音すると発表したところから始まった。すでにリハーサルをメンバーは始めており、チェスターもリンキン・パークのツアーが終わったらスタジオに入る予定だったが、同年7月20日にチェスターが急逝。
一旦は皆途方に暮れたものの、残ったメンバーのショーン・ダウデル(ds)、メイス・ベイヤーズ(b)、クリスティン・デイヴィス(g)、そしてチェスターの両親と未亡人のタリンダが、ロマ・ヴィスタ・レコーディングスの創設者でありリンキン・パークが在籍するワーナー・ブラザーズ・レコードの元会長トム・ワーリーの支援を受けてプロジェクトを実現することを使命とした。ショーン、メイス、クリスティンの3人で90年代半ばのバンドのトラックからまず選曲、90年代のオリジナルのチェスターのヴォーカルにリマスターを施し、2019年にそのヴォーカルをメインにしつつ新たにサウンドをレコーディング。ジェイ・バウムガードナーがプロデュースをし、KORNのブライアン”ヘッド“ウェルチ、ジェームス”マンキー”シャファー、ペイジ・ハミルトン(ヘルメット)、クリス・トレイナー(ブッシュ、ヘルメット、オレンジ9MM)、シンガー・ソングライターのLPなどもレコーディングに参加している。

今週、ショーンとタリンダ・ベニントンはローリング・ストーンに本プロジェクトがどのように実現に至り、世界中のファンと本作品を共有できる感動について話している。
「彼がグレイ・デイズをもう一度やりたかったのは音楽が素晴らしかったから。彼は昔からこのバンドの音楽が好きだったし、この音楽を自分で作ることができたことに興奮していたの。彼が多くの経験と成功を得た後に、このバンドをまたできることにとてもワクワクしていた。いま彼の声が聞こえる。「イェー、最高だ!」って」

本作品は、チェスターと親密だった周りの人たちの輪だけでなく、チェスターの声をもう一度聴くのを待っている何百万人のファンにとっても10代の頃からのチェスターのメッセージが現代のサウンドで蘇る重要な作品だ。
●『Amends』

1. Sickness
2. Sometimes
3. What's In The Eye
4. The Syndrome
5. In Time
6. Just Like Heroine
7. B12
8. Soul Song
9. Morei Sky
10. She Shines
11. Shouting Out