1974年に
ジョージ・ハリスン(George Harrison)によって設立されたレコードレーベル、ダークホース・レコーズ(Dark Horse Records)。現在はジョージの息子ダニーとマネージャーのDavid Zonshineが率いる同レーベルとBMGは、新しい多面的なグローバルパートナーシップを発表。
この契約は、ダークホース・レコーズの作品、ジョージの遺産管理団体がインドの古典音楽とワールド・ミュージックに特化したレコード・レーベルとして2018年に立ち上げたハリソングス(HariSongs)の作品、そしてザ・クラッシュの
ジョー・ストラマー(Joe Strummer)のソロ作品(ザ・メスカレロスとの作品含む)のリリースからスタートします。
ダークホース・レコーズはまた、BMGから新しいレコーディング作品もリリースします。そのひとつは、
トム・ペティ(Tom Petty)の「For Real」を、
ウィリー・ネルソン(Willie Nelson)、ウィリー・ネルソンの息子ルーカスとミカ、ボブ・ディランの息子
ジェイコブ・ディラン(Jakob Dylan)、ジョージ・ハリスンの息子
ダニー・ハリスン(Dhani Harrison)、
エイモス・リー(Amos Lee)がカヴァーしたチャリティ・シングル「For Real - For Tom」。
すべてのデジタルプラットフォームで1月24日にリリースされる第1弾は、
●ラヴィ・シャンカール『Chants of India』(ジョージ・ハリスン・プロデュース)
●ラヴィ・シャンカール&アリ・アクバル・カーン『In Concert 1972』
●ジョー・ストラマー&ザ・メスカレロスのアルバム(『Rock Art and the X-Ray Style』『Global A Go-Go』『Streetcore』)
●Attitudes『Ain't Love Enough: The Best of the Attitudes』
また2020年にリリースを予定している作品には、ダークホース・レコーズのレア&未発表をフィーチャーしたコンピレーション、ライヴ・アルバム、ボックスセットも含まれます。その多くは初めてデジタル化されます。
ダニー・ハリスン(Dhani Harrison)は声明の中で
「BMGの友人たちと一緒に、音楽業界におけるダークホース・レコーズの新しい章をついに発表することができて、とても喜ばしく興奮している。1974年に父によって始められたレーベルは、僕の生涯の家業です(実際に両親が出会った理由ですらあります)。ラヴィ・シャンカールのインド古典ラーガから、Attitutesのロックンロールまで、父がとても愛していたアーティストたちを新しい聴衆に再び紹介することを楽しみにしています。また、今後数年のうちに新しいアーティストやクラシック・カタログでダークホース・ファミリーを拡大し、愛する素晴らしいミュージシャンの豊富で多様なカタログを追加します。今後もご注目を。愛を込めて、ダニー・ハリスン」
と話しています。