2022年のNHK大河ドラマが決定。鎌倉幕府の第2代執権、北条義時を主人公とした作品で、タイトルは『鎌倉殿の13人』。脚本は『新選組!』『真田丸』に続く3作目の大河ドラマ執筆となる三谷幸喜。主演は小栗旬。
■2022年 大河ドラマ『鎌倉殿の13人』
華やかな源平合戦、その後の鎌倉幕府誕生を背景に権力の座を巡る男たち女たちの駆け引き―
源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男 二代執権・北条義時。 野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。 新都鎌倉を舞台に繰り広げられる、パワーゲーム。
義時は、どんなカードを切っていくのか―
三谷幸喜が贈る予測不能エンターテインメント!
●作 三谷幸喜
「新選組!」「真田丸」に続く 3作目の大河ドラマ執筆!
●主演 小栗旬
「1年半にも亘(わた)り、ひとつのテーマ、一本のドラマに出演するという大河ドラマの経験は、生涯一度は体験したい……体験しなければならない……僕にとって俳優としての大きな関門であり、夢であり、挑戦であり、恐れさえ覚える覚悟の要る仕事です。
しかし2年後40歳という節目の年に放送される大河ドラマを演(や)れることに幸運と興奮と、大きな喜びを感じています。ましてや3度目の大河脚本となる三谷幸喜さんの練熟した筆先が、どんな義時像を描き出すのか……また僕自身、どうすれば皆さんの期待を裏切らない義時を演ずる事が出来るのか……など、今から想像するだけでワクワク胸躍る思いです。」
●ストーリー
平家隆盛の世、北条義時は伊豆の弱小豪族の次男坊に過ぎなかった。だが流罪人・源頼朝と姉・ 政子の結婚をきっかけに、運命の歯車は回り始める。
1180年、頼朝は関東武士団を結集し平家に反旗を翻した。北条一門はこの無謀な大博打(ばくち)に乗った。 頼朝第一の側近となった義時は決死の政治工作を行い、遂には平家一門を打ち破る。
幕府を開き将軍となった頼朝。だがその絶頂の時、彼は謎の死を遂げた。偉大な父を超えようともがき苦しむ二代将軍・頼家。“飾り”に徹して命をつなごうとする三代将軍・実朝。将軍の首は義時と御家人たちの間のパワーゲームの中で挿(す)げ替えられていく。
義時は、二人の将軍の叔父として懸命に幕府の舵(かじ)を取る。源氏の正統が途絶えた時、北条氏は幕府の頂点にいた。都では後鳥羽上皇が義時討伐の兵を挙げる。武家政権の命運を賭け、義時は最後の決戦に挑んだ―
「鎌倉殿」とは鎌倉幕府将軍のこと。頼朝の天下取りは十三人の家臣団が支えていた。頼朝の死後、 彼らは激しい内部抗争を繰り広げるが、その中で最後まで生き残り、遂(つい)に権力を手中に収めたのが、十三人中もっとも若かった北条義時である。
●放送予定:2022年1月から12月
●制作統括
清水拓哉(「真田丸」「いだてん」「腐女子、うっかりゲイに告る。」) 尾崎裕和(「軍師官兵衛」「あさが来た」「ソンビが来たから人生見つめ直した件」)
●演出
吉田照幸(「あまちゃん」「エール」「探偵はBARにいる3」)
●プロデューサー
大越大士 吉岡和彦 川口俊介
https://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/2000/418412.html