鉄拳のパラパラマンガ「振り子」がミューズの公式ビデオクリップに、iTunesにて配信開始

お笑い芸人、鉄拳がたった一人で制作したパラパラアニメ、「振り子」。もともとはTV 番組の企画のために作られたものだが、番組オンエア後、その感動のストーリーが話題となり、YouTubeにアップロードされたこの動画はたちまち世界レベルの人気動画となった。この現象を別のテレビ番組が紹介するなど、話題が話題を呼び、「振り子」は鉄拳の代表作となり、鉄拳は「お笑い芸人」であると同時に「パラパラアニメ・アーティスト」として認知を広げ、日本はもちろん世界各国からパラパラパラアニメ制作の依頼が舞い込むようになった。

そんな依頼主の中には、あのロンドン・オリンピックの公式テーマ・ソングを担当した、イギリスを代表するロック・バンドである、ミューズの名も含まれていた。10月3日に発売となったばかりのニュー・アルバム『ザ・セカンド・ロウ〜熱力学第二法則』も全英NO.1、全米NO.2、ここ日本でもバンド史上初となる洋楽チャートNo.1をはじめ、現在世界23カ国でNo.1を獲得している世界最強の3 ピース・バンドである。

実は「振り子」で使用されたBGMは、ミューズの「エクソジェネシス（脱出創世記）：交響曲第3部（あがない）」（5th アルバム『ザ・レジスタンス』09年作品に収録）という楽曲だった。YouTube 上の「振り子」の評判が上がるにつれ、この動画で使われた音楽にも注目が集まり、それはやがてバンド本人たちの耳にも届くことになる。

「振り子」を実際にYouTubeで見たミューズは、その完成度の高さに感銘を受け、「振り子」を「エクソジェネシス（脱出創世記）：交響曲第3部（あがない）」の公式なビデオクリップとしてリリースする、というアイデアを快諾。この感動の話題作が、世界的ロック・バンド、ミューズのオフィシャル作品として、10月31日(水)から北米、ヨーロッパなどを含む全世界で配信されることが決定。音楽配信サイト、iTunes Storeでも、日本は勿論、世界の59ヵ国でこのビデオクリップは配信される。日本国内でも、レコチョク、mora、music.jp等の主要音楽配信サイトで、10月31日(水)から一斉配信となる。

公式ビデオクリップ化にあたり、鉄拳がテレビ番組用に3分ほどに編集した音源ではなく、オリジナルの4分36秒の長さにする必要があった。このため約1分30秒のアニメーションを新たに描きおろした。制作には1620コマの原画が使われ、約60日間が費やされた。完成した「振り子」の完全版は、よりストーリーに深みを増し、鉄拳の温かみのあるキャラクタータッチと、独創的なカメラワークを随所に織り込みながら見せていく手法で、結末を知っていても何度でも見てしまう作品に仕上っている。

すでにYouTubeなどでテレビサイズの作品を見た視聴者にも、もう一度新たな感動を呼び起こすこととなる傑作が、鉄拳と、ミューズのコラボレーションにより、誕生した。

MUSEコメント
「鉄拳が「エクソジェネシス（脱出創世記）：交響曲第3 部（あがない）」でこの素晴らしい、想像力を掻き立てるようなビデオを作ってくれたことをとても嬉しく思っています。僕たちの音楽が、こんな風に興味深く解釈されているのを見るのは、とても素晴らしいことだと思うし、彼と再びコラボレーションする機会があればと思っています。」

鉄拳コメント
「こんにちは鉄拳です。皆さん僕が作ったパラパラマンガ[振り子]をご覧になりましたか？YouTubeで1週間でなんと300万回再生され話題になりました。ある男女の生涯を描いた作品で恋愛、青春、挫折、苦悩など様々な要素をいれた作品です。そのパラパラマンガを作成した時にどのBGMが合うか様々な音楽を聴きま
した。そして運命の出会いをしたのです！それがMUSE(EXOGENESISSYMPHONYPART3)でした。初めて聴いた時にこれだ！これしかない！と思い即決でした。それからファンになってしまい、今ではほぼ毎日MUSEを聴いています！このMUSEのBGMを使用したパラパラマンガ[振り子]は今では僕の宝物の1つになりました。
皆さんも是非聴いてみてください！