テリー・ギリアムのドン・キホーテ (c)2017 Tornasol Films, Carisco Producciones AIE, Kinology, Entre Chien et Loup, Ukbar Filmes, El Hombre Que Mato a Don Quijote A.I.E., Tornasol SLU
鬼才
テリー・ギリアム(Terry Gilliam) 監督が何度も映画化に挑戦し、ようやく完成した映画『テリー・ギリアムのドン・キホーテ(原題:The Man Who Killed Don Quixote)』。日本版予告編映像が公開
VIDEO
1989年より構想が練られ、2000年にスペイン・マドリードで撮影が始まりますが、撮影現場周辺を軍用戦闘機が飛び交い中断。さらに鉄砲水に襲われ撮影機材が損害を受け、ロケ地の景色が様変わりしてしまう悲劇に見舞われます。またドン・キホーテ役のジャン・ロシュフォールが腰痛を訴え、歩行困難となり降板。その後も資金繰りやキャスティング、権利関係の問題により何度も企画が頓挫。計9回の頓挫を乗り越え、ようやく完成に至っています。この災難続きの制作過程はドキュメンタリー映画『ロスト・イン・ラ・マンチャ』として記録されています。
本作は、スランプに陥ったCM監督トビーが、10年前に撮影した映画『ドン・キホーテを殺した男』でドン・キホーテ役に抜擢した老人ハビエルと再会したことから奇妙な旅に巻き込まれていく物語。
ジョニー・デップやユアン・マクレガーといった俳優が決まっては立ち消えた主人公トビー役はアダム・ドライバーが務め、また自身をドン・キホーテと信じる老人ハビエル役は『未来世紀ブラジル』などで知られるジョナサン・プライスが担当しています。このほかステラン・スカルスガルド、オルガ・キュリレンコ、ジョアナ・リベイロ、オスカル・ハエナダ、セルジ・ロペスらが出演しています。
映画『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』は2020年1月24日よりTOHOシネマズシャンテほか全国公開
以下は以前に公開された映像
VIDEO
VIDEO
VIDEO
VIDEO
VIDEO
■映画『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』
1月24日(金) TOHOシネマズ シャンテほか、全国ロードショー!
構想30年 企画頓挫9回
映画史上最も呪われた企画がついに日本公開!
映画史にその名を刻む鬼才テリー・ギリアムが、30年間も挑み続けた傑作古典小説「ドン・キホーテ」映画化プロジェクト。主役交代、資金破綻などによる企画頓挫を乗り越え、「最後は諦めない者が勝つ」という監督の高らかな宣言のもと、アダム・ドライバー、ジョナサン・プライス、ステラン・スカルスガルド、オルガ・キュリレンコという名優たちが顔を揃え、遂に完成を迎えた!映画史上最も呪われた本作の完結を見逃すな!
―自らを<ドン・キホーテ>と信じる男と若手監督の、遍歴の旅が始まるー
監督:テリー・ギリアム
脚本:テリー・ギリアム トニー・グリゾーニ
出演:アダム・ドライバー ジョナサン・プライス ステラン・スカルスガルド オルガ・キュリレンコ
2018/カラー/5.1ch/スペイン・ベルギー・フランス・イギリス・ポルトガル/スコープ/133分/原題:THE MAN WHO KILLED DON QUIXOTE
日本語字幕:松浦美奈 配給:ショウゲート
公式HP:
http://donquixote-movie.jp/ © 2017 Tornasol Films, Carisco Producciones AIE, Kinology, Entre Chien et Loup, Ukbar Filmes, El Hombre Que Mató a Don Quijote A.I.E., Tornasol SLU