映画『ビートルジュース』にも登場した
ハリー・ベラフォンテ(Harry Belafonte)のヒット曲「Day-O (The Banana Boat Song)」の共作者のひとり、アーヴィング・バーギー(Irving Burgie)死去。95歳でした。
11月30日に行われたバルバドス独立記念日パレードで、同国のミア・モットリー首相が11月29日に亡くなったことを発表しています。バーギーは同国の国歌の作詞を手掛けています。米メディアは、バーギーは心不全による合併症のため亡くなったと報じています。
「Day-O (The Banana Boat Song)」はもともとはジャマイカの伝統的なフォーク・ソング。バナナを積み出す港で荷役に従事していたジャマイカ人たちの労働歌で、この曲はおそらく、ジャマイカでバナナ貿易が盛んだった19世紀後半または20世紀前半に作られたと言われています。
歌詞には多くのヴァージョンがあり、よく知られるハリー・ベラフォンテ版は1955年に書かれたもので、1956年のアルバム『Calypso』に収録されています。
「Day-O (The Banana Boat Song)」は、映画、広告、さらには宇宙飛行士のモーニングコールとしても使用されています。日本にはカリプソブームの代表的な曲として紹介され、さまざまな日本人ミュージシャンもカヴァーしています