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コールドプレイ、環境に及ぼす影響を懸念してライヴ・ツアーを行わないを発表

2019/11/22 11:46掲載(Last Update:2019/11/28 04:03)
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Coldplay
Coldplay
コールドプレイ(Coldplay)は、ライヴ・ツアーが環境に及ぼす影響を懸念して、新アルバム発売にあわせたライヴ・ツアーを行わないと発表。フロントマンのクリス・マーティン(Chris Martin)が英BBCのインタビューの中で明らかにしています。

最新の調査によると、イギリスでは毎年、コンサートやライヴによって40万5000トンもの温室効果ガスが排出されているという。問題を引き起こしているのは、アーティストの飛行機での移動だけではなく、観客が飛行機で移動することで大量の温室効果ガスが排出されており、またコンサートグッズの製造や、照明への電力供給、ステージセットの移動でも環境コストがかかっています。

クリスは「今後1、2年かけて、持続可能で、環境に有益な形でのツアーの在り方を考えていく」と語っています。

またクリスは、ツアーを再開する時には、ライヴ・ツアーが完全にカーボンニュートラル(温室効果ガスの排出量が実質ゼロになる状態)になることを望んでいるとも語っています。「僕たちの夢は、使い捨てのプラスチックをまったく使用せず、またコンサートの大部分を太陽光発電にすること」とも語っています。