はちみつぱい/1974 One Step Festival
1974年8月に福島県郡山で行われた<ワン・ステップ・フェスティバル>から、センチメンタル・シティ・ロマンス、はちみつぱい、めんたんぴん、サンハウスの演奏を収めたライヴ・アルバムが12月18日発売。各アルバムのトレーラー映像が公開されています。リリース元はSUPER FUJI DISCS。
■『1974 ONE STEP FESTIVAL』
ウッドストックに触発された福島郡山の一青年が主催、仲間と共に4年がかりで作り上げ、内田裕也と石坂敬一がプロデュースを買って出て、1974年8月福島県郡山で行われた「ワン・ステップ・フェスティバル」。「街に緑を!若者に広場を!そして大きな夢を!」を合言葉に8月4日から10日まで、39組の日本ミュージシャンに加え、アメリカからはヨーコ・オノ&プラスティック・オノ・スーパー・バンドとクリス・クリストファーソン&リタ・クーリッジも参加した日本初のロック・イベントであり原点である。
●サンハウス『1974 ONE STEP FESTIVAL』
本CDは、初日8月4日の2番目に出演したサンハウスの演奏全てを収めたものである。結成4年目にして地元博多では知らぬ人はいないとまで言われた人気バンドのレコード・デビュー前の油の乗り切った時期の最高の演奏を聴かせてくれる。
1. キング・スネーク
2. 借家のブルース
3. 風よ吹け
4. ねずみ小僧の唄
5. すけこまし
6. ぬすっと
7. もうがまんできない
8. レモンティー
9. おいら今まで
10. なまずの歌
柴山俊之 Vo
鮎川誠 G, Ch
篠山哲雄 G
奈良敏博 B
坂田紳一 Ds
●めんたんぴん『1974 ONE STEP FESTIVAL』
本CDは、8月9日に出演しためんたんぴんの演奏全てを収めたもの。この年、渡米した佐々木忠平はグレートフル・デッドの洗礼を受けて帰ってきたばかり、“北陸のグレイトフル・デッド”と、この時のステージが全国区的な知名度を得るきっかけとなった名演中の名演として知られている。
1. Morning Dew
2. Casey Jones
3. Dead Flowers
4. メキシコの山
5. I Know You Rider
6. 今日も小松の町は
7. Going Down the Road Feeling Bad
佐々木忠平 Vo, G
飛田一男 G, Vo
池田洋一郎 G, Vo
石崎三郎 B, Vo
沖村公平 Ds
●センチメンタルシティロマンス+はちみつぱい『1974 ONE STEP FESTIVAL』
本CDは、8月8日、シュガーベイブの次に登場したセンチメンタル・シティ・ロマンスとはちみつぱいの演奏を続けて収録したもの。センチメンタル・シティ・ロマンスには、シュガーベイブがコーラスで、同郷のいとうたかおがギターとコーラスで参加、翌75年に発売されるデビュー・アルバムの中の曲に加え、オリジナル・アルバム未収の「風景」をラストに披露している。続いて登場したはちみつぱいは3ヵ月後の解散を前に円熟した演奏を。オリジナル・アルバムにはないオープニング用のインスト・ナンバー「夕日のプレリュード」、オクノ修と本多信介の共作「ミスター・ソウル」や名曲「月夜のドライブ」の前に演奏される長尺ジャムナンバー「ラティーノ」など聴きどころ満載。
はちみつぱい
1. 夕日のプレリュード
2. ウェディング・ソング
3. ミスター・ソウル
4. 薬屋さん-reprise-
5. 〜ラティーノ
6. 月夜のドライブ
7. 酔いどれダンスミュージック
8. 大道芸人
9. 煙草路地
10. 大寒町
はちみつぱい
鈴木慶一 Vo, G
本多信介 G, Vo, Ch
駒沢裕城 Steel G, Ch
武川雅寛 Vln, Per, Ch
岡田徹 Kbd, Ch
和田博巳 B
かしぶち哲郎 Ds
センチメンタル・シティ・ロマンス
1. 暖時
2. 庄内慕情
3. おかめとひょっとこ
4. うん、と僕は
5. 風景
センチメンタル・シティ・ロマンス
中野督夫 Vo, G
告井延隆 G, Ch
細井豊 Kbd, Ch
加藤文敏 B, Ch
田中毅 Ds, Ch
いとうたかお Vo, G (ゲスト)
シュガーベイブ Ch (ゲスト)