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小松左京『日本沈没』が初のアニメ化 監督は湯浅政明 2020年が舞台

2019/10/09 11:03掲載
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日本沈没2020 (c)“JAPAN SINKS : 2020”Project Partners
日本沈没2020 (c)“JAPAN SINKS : 2020”Project Partners
小松左京のベストセラーSF小説『日本沈没』が初のアニメ化決定。タイトルは『日本沈没2020』で、『夜明け告げるルーのうた』『四畳半神話大系』などで知られる湯浅政明が監督を務めます。アニメ版の舞台は、2020年の東京オリンピック直後の日本。全10話構成。アニメーション制作はサイエンス SARU。音楽は『ピンポン THE ANIMATION』『DEVILMAN crybaby』から3度目の湯浅監督とのタッグとなる牛尾憲輔が担当します。『日本沈没2020』は2020年にNetflixで全世界配信予定。

■Netflixオリジナルアニメシリーズ『日本沈没2020』
2020年に全世界独占配信予定

<あらすじ>
2020年、東京オリンピックという大きな国家事業を終えたばかりの日本を襲った突然の大地震。都内に住むごく普通の家族、武藤家の歩(あゆむ)と剛(ごう)の姉弟は、大混乱の中、家族4人で東京からの脱出を始めるが、刻々と沈みゆく日本列島は、容赦なく武藤家の面々を追い詰めていく。

極限状態で突きつけられる、生と死、出会いと別れの選択。

途方もない現実と向き合う中、武藤家の姉弟、歩と剛は、未来を信じ、懸命に生き抜く強さを身につけていく……

<湯浅政明監督コメント>
国ってなんだ?日本人ってなんだ?生まれた場所とそこの環境で何が決まるの?決まらないの?子供の頃に疑問に思った自分へ答えるべく、このビッグタイトルへ挑みます!オリンピックイヤーに起きた大災害の顛末を描きます!ご期待ください

<小松実盛(小松左京 次男)コメント>
アニメ『日本沈没 2020』は、これまでの『日本沈没』から派生した劇場版映画、テレビドラマ、コミックとは全く異なる点があります。

地殻変動の詳細や政府の対応、海外からの支援も何もかもがわからない目隠し状態に投げ出されてしまった、令和の時代に生きる等身大の日本人一家に焦点が当てられているのです。

小松左京が『日本沈没』に込めた――“恐るべき危機を乗り越え生き残った日本人だからこそ、人類社会が直面する様々な危機への解決に貢献でき、世界で見直され、未来に特別な役割を果たせる”という想い。

『日本沈没 2020』を、世界中の人々に、日本が誇るアニメーションの手法を駆使した作品として楽しんでもらうと同時に、物語に込められた“災害への警鐘”と“危機を越え未来を切り拓く”というメッセージを受け取っていただければ幸いです。

原作:小松左京「日本沈没」
監督:湯浅政明
シリーズディレクター:許平康
脚本:吉高寿男
音楽:牛尾憲輔
キャラクターデザイン:和田直也
色彩設計:橋本賢
撮影監督:久野利和
音響監督:木村絵理子
編集:廣瀬清志
アニメーション制作:サイエンスSARU

(c)“JAPAN SINKS : 2020”Project Partners