グレイトフル・デッドの作詞家　ロバート・ハンターが死去

グレイトフル・デッド（Grateful Dead）に多くの歌詞を提供した詩人で作家のロバート・ハンター（Robert Hunter／本名：Robert Burns）が9月23日に死去。ハンターの家族が声明で発表しています。死因は明らかにされていません。78歳でした。

ロバート・ハンターは1941年カリフォルニア生まれ。1960年初頭にジェリー・ガルシア（Jerry Garcia）と出会い、1967年にグレイトフル・デッドに参加。デッドの主要な作詞家のひとりで、「Dark Star」「China Cat Sunflower」「Uncle John’s Band」「Box of Rain」「Scarlet Begonias」「Touch of Gray」など、デッドが解散するまで多くの歌詞を提供。1994年にはグレイトフル・デッドのメンバーとしてロックの殿堂入りした。2015年にはハンターとガルシアはソングライターの殿堂入りを果たした。

ハンターはまた、ボブ・ディラン、ブルース・ホーンズビー、エルヴィス・コステロ、デッドのドラマーであるミッキー・ハートらとも曲を書いた。ボブ・ディランとは1988年の『Down in the Groove』で2曲を共作し、2009年のアルバム『Together Through Life』では1曲を除く全ての曲を共同で書いた。

訃報を受け、グレイトフル・デッドのFacebbokページに追悼コメントが投稿されています。