スクエアプッシャーやショバリーダー・ワンとしての活動で知られるトム・ジェンキンソンは、今回マクヴィニーのために8つの楽曲を書き下ろしている。収録された音源は、2016年に、ロンドンのロイヤル・フェスティバルホールに設置され、このホールの特徴にもなっている巨大なHarrison & Harrison社製1954年型のパイプオルガンで演奏・レコーディングされたものとなっている。ジェンキンソンは、スクエアプッシャー、ショバリーダー・ワン名義の作品群や革新的なライブ・パフォーマンスのみならず、作曲者としての地位も確立しており、2012年のスクエアプッシャー作品『Ufabulum』をオーケストラ用に再構築し、世界的指揮者のチャールズ・ヘイゼルウッドとシティ・オブ・ロンドン・シンフォニアによるコンサートを成功させ、BBCによる映像作品『Daydreams』で1時間半に及ぶ楽曲を提供、"Squarepusher x Z-Machines”名義で発表された『Music for Robots』では、3体のロボットが演奏するための楽曲を制作している。本作『All Night Chroma』では、スクエアプッシャー作品の礎となっているエレクトロニック・サウンドから離れ、彼のさらなる才能の幅広さを見せつけている。
ジェイムズ・マクヴィニーとトム・ジェンキンソンがコラボレートした『All Night Chroma』は、9月27日 (金) に世界同時リリース。CD/LPともに世界限定1000枚、ナンバリング付。国内流通仕様盤CDには解説書が封入される。
●『All Night Chroma』
CD Mono Chroma (2013) 01. Voix Célestes 02. Mutations with Reeds 03. Flutes with Major Bass 04. Reeds & Flûtes Harmoniques
Poly Chroma (2016) 05. Mixtures 06. Bambardes & Cymbel 07. Flutes 08. Full Organ
LP A / Mono Chroma (2013) A1. Voix Célestes A2. Mutations with Reeds A3. Flutes with Major Bass A4. Reeds & Flûtes Harmoniques
B / Poly Chroma (2016) B1. Mixtures B2. Bambardes & Cymbel B3. Flutes B4. Full Organ