Cabaret Voltaire / Chance Versus Causality
キャバレー・ヴォルテール(Cabaret Voltaire)の初期レア作品2タイトルがリイシュー。『Chance Versus Causality』と『1974-76』がSpotify、Apple Musicで配信開始。全曲リスニング可。
リイシュー盤は海外、日本で8月30日に発売。リイシュー元は日本はTraffic、海外はMUTE
以下、リリース決定時の日本盤インフォメーションより
ノイズ/インダストリアルの可能性を拡張し続け、今なおシーンに多大な影響を及ぼし続けているキャヴァレー・ヴォルテール、彼らの現在では入手困難となっていた初期名作2タイトルがMUTEより8月30日に発売されることとなった。
まずはバベット・モンディーニ監督による同名映画のサウンドトラックとしてレコーディングされた1979年作品『チャンス・ヴァーサス・コーザリティ』 (Chance Versus Causality)が、新たにマスタリングが施され初の商品化となった。
もうひとつの作品『1974-76』は、結成初期にバンド自身で録音した音源の中からセレクトされた楽曲集で、1980年にインダストリアル・レコードからカセットで発売、その後1992年にMuteからCDで発売され現在は入手困難となっていたが、こちらも新たにマスタリングされ発売されることとなった。
現在キャバレー・ヴォルテールは、実に1994年に発売した『The Conversation』以来となるオジリナル・アルバムを制作中である。
●『Chance Versus Causality』
●『1974-76』
<作品詳細>
■アーティスト:キャバレー・ヴォルテール (Cabaret Voltaire)
タイトル:チャンス・ヴァーサス・コーザリティ (Chance Versus Causality)
発売日:2019年8月30日(金)
品番:TRCP-245/ JAN: 4571260589230
定価:2,300円(税抜)/ 解説付
リマスター作品
[Tracklist]
1. Part 1
2. Part 2
3. Part 3
4. Part 4
5. Part 5
6. Part 6
7. Part 7
初商品化。リマスター作品。1979年、バベット・モンディーニ監督による同名映画のサウンドトラックとして制作された作品。
この作品は即興演奏で構成されており、「リズムを減らし、より多重録音を」という当時の一文が残されている。勢いがあり即興的ながら茶目っ気たっぷりで温もりが感じられるこの作品は、この時期におけるキャバレー・ヴォルテールの刺激溢れる瞬間を切り取ったものであり、ヴォーカル・サンプリング等の技法やサウンド全体を通して『Nag, Nag, Nag』と『Voice of America』 のリリースの間を強く結びつけるアルバムとなっている。ジャケットに関しては過去のアーカイブから蔵出しされた素材を使用し、その当時の画像、ライヴ演奏時の写真などを含めそれらをモンタージュ的に配置し、リチャード・H・カークとフィル・フォルステンホルムによってデジタル加工が施されている。
■アーティスト:キャバレー・ヴォルテール (Cabaret Voltaire)
タイトル: 1974-76 (1974-76)
発売日:2019年8月30日(金)
品番:TRCP-246/ JAN: 4571260589223
定価:2,300円(税抜)/ 解説付
リマスター作品
[Tracklist]
1. The Dada Man
2. Ooraseal
3. A Sunday Night In Biot
4. In Quest Of The Unusual
5. Do The Snake
6. Fade Crisis
7. Doubled Delivery
8. Venusian Animals
9. The Outer Limits
10. She Loved You
リマスター作品。1980年にインダストリアル・レコードからカセットで発売され、その後1992年にMute傘下のThe Grey AreaよりCDで再発され現在は廃盤となっていた。本作は、バンド結成初期の音源の中から自身でセレクトされた楽曲集である。それらは全てクリス・ワトソンの自宅屋根裏にあるオープンリールのテープレコーダーで録音されたのだが、その中の数曲が1976年、バンド自身によってカセットテープで限定数リリースされ今となっては伝説のお宝バージョンとなっている。