Donnie Fritts / Prone To Lean
1974年のスワンプ・ロック名盤『Prone To Lean』等で知られる、マッスル・ショールズのミュージシャン/ソングライター/俳優、
ドニー・フリッツ(Donnie Fritts) が8月27日に死去。ドニーが所属したSingle Lock Recordsが明らかにしています。76歳でした。
ドニー・フリッツは米アラバマ州フローレンス生まれ。60年代からカントリー、ロック畑の鍵盤奏者として活躍。
クリス・クリストファーソン(Kris Kristofferson) の長年の鍵盤奏者としても活躍。
ソングライターとしては、レイ・チャールズなど多くのアーティストが録音した「We Had It All」を書き、また
ダスティ・スプリングフィールド(Dusty Springfield) 「Breakfast in Bed」や
ボックス・トップス(The Box Tops) の「Choo Choo Train」などを共作した。
1974年にはソロ・アルバム『Prone To Lean』をリリース。この作品は、アラバマのマッスル・ショールズで当時の考えうる限り最高の現地ミュージシャンたちのバック・アップを得て録音。同作はスワンプ・ロックの名盤と評され、ドニーが南部ロックの代表的アーティストの一人として認知されるようになった作品。
2001年以降は闘病生活を送りながら音楽活動を継続していた。
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