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原案/脚本/監督・手塚治虫、24時間テレビアニメSP『銀河探査2100年 ボーダープラネット』 YouTubeで無料配信中

2019/08/26 14:23掲載
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24時間テレビアニメスペシャル『銀河探査2100年 ボーダープラネット』(C)手塚プロダクション
24時間テレビアニメスペシャル『銀河探査2100年 ボーダープラネット』(C)手塚プロダクション
日本テレビ『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』用に制作された24時間テレビアニメスペシャル第9弾『銀河探査2100年 ボーダープラネット』(1986年)が手塚プロのYouTube公式チャンネルにて期間限定で無料配信中。原案、脚本、監督は手塚治虫。

■24時間テレビアニメスペシャル『銀河探査2100年 ボーダープラネット』
日本テレビ系放映/73分/カラー
手塚プロダクション/1986年8月24日 日曜10:00〜11:35

<ストーリー>
時は21世紀初頭。ある団地の公園で、2人の男子、すばると、プロキオンと1人の女子、ミラが戯れていた。そして大人になったプロキオンとミラは結ばれる。ある夜、電子技師のプロキオンは宇宙港に降り立った連絡船が持ち運んだ宇宙ビールスに感染してしまい、新妻ミラの元に帰宅した彼の肉体は溶け落ちてしまう。そしてミラにも感染の恐れが。病原体の活動を停止するには零度以下にする必要がある。若さを保ったままビールスと一緒に冷凍保存された地球を、ミラを救うためすばるはビールスの源を捜し求める…。

<解説>
24時間テレビのためのスペシャルアニメ第9弾は再び手塚プロが製作を担当し、手塚治虫は、原作、脚本、監督の3役で積極的に関わります。 さながらブラッドベリの「火星年代記」のようにオムニバスドラマの形式で21世紀の終わり、人類が宇宙へと進出している時代を背景にした愛の物語を綴ります。物語設定は「火の鳥 望郷編」に似ています。結婚して宇宙へと旅立ったものの、夫が宇宙病で急死してしまう。ひとり宇宙に取り残される女。これは「火の鳥」にもあった設定ですね。今回のこの物語では地球時代の友人達が、このみんなの憧れのマドンナだった女性を救うため宇宙へと旅立って行きます。「愛は地球を救う」そして「愛だけが人間を救う」のだと手塚スペシャルアニメは愛の基本を再び訴え直しています。

<配信スケジュール>
期間限定配信中 8/26〜9/8 14時まで

<スタッフ>
原案、脚本、監督:手塚治虫
企画:都築忠彦(日本テレビ)
プロデューサー:武井英彦(日本テレビ)、松谷孝征(手塚プロ)、永井秀甫(東北新社)
演出:上村修、井内秀治、向島渉、夏姫亮之介、浜津守、(補 保坂和彦)
総作画監督:高橋信也
作画:岡迫亘弘、神村幸子
キャラクターデザイン、メカデザイン:小原渉平
美術監督、設定デザイン:勝又激
アシスタント・プロデューサー:乗水保責(日本テレビ)、久保田稔(手塚プロ)、河合教之(センテスタジオ)
撮影監督:管谷信行
編集:掛須秀一
音楽:羽田健太郎
「モーツァルト ピアノ協奏曲23番」 プレイド by カーツェル250、うさぎ組
原画:緒方泰彦、小島秀人、金山明博、小林準治、加納薫、コマサ、瀬尾康博、野間とし、瀬谷新二、林隆文、仙波隆綱、吉村昌輝、谷沢豊
動画:片田敬信、関口啓雄、吉沢八重子
背景:明石貞一、石津節子、伊東太郎、斎藤雅巳、下野哲人 ほか
録音監督:伊達康将
選曲:鈴木清司

(C)手塚プロダクション