Cyndi Lauper / She's So Unusual
シンディ・ローパー(Cyndi Lauper) 「Girls Just Want to Have Fun」特集がBS-TBS『SONG TO SOUL〜永遠の一曲〜』で8月18日(日)に放送されます。番組では、アルバムのプロデューサーでこの曲をシンディに歌うよう提案したリック・チャートフ、そして、シンディとともに曲のアレンジを行なったロブ・ハイマン、エリック・バジリアンらを訪ね、この曲がどのように誕生したのかを探っていきます。
また『SONG TO SOUL〜永遠の一曲〜』は8月に放送スケジュールも発表。11日(日)は
ベンチャーズ(The Ventures) 「ウォーク・ドント・ラン」編、25日(日)は
バグルス(Buggles) 「ラジオ・スターの悲劇」編を再放送します。
シンディ・ローパー「Girls Just Want to Have Fun」ミュージックビデオ
VIDEO
■BS-TBS『SONG TO SOUL〜永遠の一曲〜』
●「ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン」シンディ・ローパー
2019年8月18日(日)よる11時放送
1983年にソロデビューを果たし、瞬く間にMTV時代のポップアイコンとなったシンディ・ローパー。デビュー・アルバム『シーズ・ソー・アンユージュアル』が、アメリカだけで450万枚、全世界で800万枚という驚異的なセールを記録。シングルとしてリリースされた4曲が連続全米トップ5に入る大ヒット。しなやかで力強い歌声と個性が弾ける強烈なキャラクターは日本でも大いに人気を博した。そんな彼女の登場を告げたデビュー・シングルが「ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン」。
実はこの曲は、当時フィラデルフィアで人気を集めていた男性アーティスト、ロバート・ハザードのオリジナル曲だった。この曲をシンディがカヴァーして歌うまでには、スタッフたちも予期せぬ小さなドラマがあった。レコーディングでは最も時間がかけられ、最終的には原曲と全く別のテーマ、全く別の味わいを持つ曲となった。そして、今では女性たちの自由や自立を謳うアンセム(讃歌)としても歌い継がれている。オリジナルから彼女のヴァージョンに至るまでには、いったいどのような試みや工夫があったのか…
番組では、アルバムのプロデューサーでこの曲をシンディに歌うよう提案したリック・チャートフ、そして、シンディとともに曲のアレンジを行なったロブ・ハイマン、エリック・バジリアンらを訪ね、この曲がどのように誕生したのかを探っていく。
【出演予定】
リック・チャートフ(プロデューサー)
ロブ・ハイマン(キーボード)
エリック・バジリアン(ベース)
ウィリアム・ウィットマン(プロデューサー/エンジニア)
シンディ・ローパー
●「ウォーク・ドント・ラン」ベンチャーズ
再放送:2019年8月11日(日)よる11時放送
「夏の風物詩」として知られるベンチャーズの日本公演。
今年の夏も、初来日以来55周年を迎える彼らの日本ツアーがスタートした。
かつて日本に空前のエレキ・ブームを巻き起こし、今も往年のエレキ・ファンのアイドルであり続ける彼ら。
しかし、彼らの人気は日本だけのものではない。1960年代の前半、ベンチャーズは世界中のギターキッズのヒーローだった。
バンドのオリジナルメンバーであるドン・ウィルソンは語る。「我々は1000ものガレージバンドを生み出した」。
そんな彼らの原点が「ウォーク・ドント・ラン」だ。
メジャーデビュー曲であり、全米2位となったこの曲には、彼らの熱いスピリットが溢れている。
働きながら小遣いをため、ギターを購入。仲間とともに練習に励み、レコードデビューを夢見つつ、小さなクラブでライヴを重ねる日々…。
この曲をレコーディングするまでの彼らは、後続の無数のロック少年たちの姿に重なる。
栄光を手にした後も、招きさえあれば、どんな小さな町にも出かけ、聴き手のために全力を尽くす。
それが彼らの喜びなのだという。
本物のミュージシャンシップに満ち溢れた愛すべき4人組、ベンチャーズ。
番組では、ベンチャーズのオリジナルメンバーであり、自らを「Mr.テケテケ」と呼ぶドン・ウィルソン、68年からバンドに加わっているギタリストのジェリー・マギー、父の後を継ぎバンドに加わったドラマーのリオン・テイラーらを訪ね、名曲誕生の経緯、そして、ベンチャーズサウンドの秘密を探っていく。
【出演者】
ドン・ウィルソン(ベンチャーズ・オリジナルメンバー/リズム・ギター)
ジェリー・マギー(ベンチャーズ・メンバー/リード・ギター)
リオン・テイラー(ベンチャーズ・メンバー/ドラムス)
●「ラジオ・スターの悲劇」バグルズ
再放送:2019年8月25日(日)よる11時放送
「ラジオ・スターの悲劇」は、1979年に全英No.1となったバグルスの大ヒット曲。
1981年のMTV開局時に最初に流された曲としても知られている。
この曲には3人の作者がいる。歌詞とメロディを書いたトレヴァー・ホーンとブルース・ウーリー、そして、主にアレンジを担当したジェフ・ダウンズ。
実は、この曲には最初から2つのヴァージョンがあった。
ヴォーカリストとして一足早くソニーと契約したブルースは、自らのバンド、カメラ・クラブを率い、この曲を演奏した。
歌詞とメロディは同じだが、ギター・サウンドをフィーチュアしたニューウェイヴ風の曲調となっている。
一方、トレヴァーとジェフは、完成度の高いデモテープをつくり、アイランド・レコードと契約。
バグルス版のポップでカラフルなサウンドをつくり上げた。
聴き手を楽しませる様々な音の仕掛けには、ジングルづくりの仕事をしていたジェフの経験が大いに活かされたという。
バグルスは2枚のアルバムをリリース後、活動休止。
その後、トレヴァーはイエスをはじめ、アート・オブ・ノイズ、ABC、フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドなどの大ヒット曲を連発する人気プロデューサーとなる。
ジェフはスティーヴ・ハウ、ジョン・ウェットンらとスーパーグループ、エイジアを結成。
ブルースはシンガーソングライター、ポリー・スキャッターグッドによるカヴァー版「ラジオ・スターの悲劇」をプロデュースする。
番組では、この曲を書いた3人とカヴァーしたポリー・スキャッターグッドを訪ね、オリジナル版、カヴァー版誕生の経緯について聞く。
また、その後の彼らの活躍を追う。
【出演者】
トレヴァー・ホーン
ジェフ・ダウンズ
ブルース・ウーリー
ポリー・スキャッターグッド
●番組ページ:
https://www.bs-tbs.co.jp/songtosoul/