
ウッドストック1969:ロックフェスの始まり、熱狂の終わり、50年目の真実
書籍『ウッドストック1969:ロックフェスの始まり、熱狂の終わり、50年目の真実』の詳細が発表されています。河出書房新社から8月6日発売。対談:佐野元春×室矢憲治、インタビュー:曽我部恵一「ラブ&ピースって何のこと?」、仮想ドキュメント「ウッドストックの3日間」(大鷹俊一)、エッセイ&論考:久保田麻琴、萩原健太、北中正和、五十嵐正、武田砂鉄、湯浅学、樋口泰人、長澤唯史、マニュエル・ヤンほか
■『ウッドストック1969:ロックフェスの始まり、熱狂の終わり、50年目の真実』
河出書房新社編集部 編
ムック A5 / 224ページ
ISBN:978-4-309-97981-6 / Cコード:9473
発売日:2019.08.06(予定)
予価1,404円(本体1,300円)
<内容>
60年代を象徴し、「愛と平和の祭典」として語られるウッドストックだが、そのインパクトは音楽のみに留まらず、政治・経済・社会・文学などに波及した歴史的出来事だった。1969年以降、私たちは何を得て、何を失ったのか――50年の歳月によって掘り起こされた真実と歴史的な文脈の中から「伝説」の意味を問い直す。
【目次】
[インタビュー]
曽我部恵 一ラブ&ピースって何のこと?
[エッセイ]
久保田麻琴 A lot of freaks!
福島康之勝手にウッドストックと僕
スガナミユウ熱のゆくえ
[対談]
佐野元春✕室矢憲治
再起し続けるストリートの精神――R.I.P., Rip it up, Have up all
[仮想ドキュメント]
ウッドストックの3日間
大鷹俊一
[出来事としてのWSF]
室矢憲治 (MUROKEN)泥だらけの微笑み――未来へのメモワール
[民衆史としてのWSF]
湯浅学泥 だらけのユサユサを考える
樋口泰人 ウッドストックには白塗りの男がいたはずだ
マニュエル・ヤン ウッドストックからDRUMまで――資本と階級闘争の揺れ動く指標としてのカウンターカルチャー
[1969以降の世界]
武田砂鉄 ウッドストックを終わらせた不良(ナスティ)バンドたち
萩原健太 そして、ウッドストックは語り継がれる
北中正和 ウッドストックの地平線
五十嵐正 History of Rock Festival――葛藤のフェスティバル史
長澤唯史 ウッドストック、ロックとカウンターカルチャー――再考と再評価の試み