米シカゴのビーチで開催予定だったフェス、絶滅危惧種の鳥のために中止に

8月に米シカゴのビーチで開催予定だったフェスティバルは、絶滅危惧種の鳥フエコチドリ（Piping Plover）のために中止に。

地元の新聞シカゴ・サンタイムズによると、フェスティバルが開催される予定だったモントローズ・ビーチで、フエコチドリのカップルが数ヵ月にわたって巣作りをし、7月17日に1羽、翌18日にさらに2羽が孵化しています。この地域でフエコチドリの孵化が確認されたのは、およそ60年ぶり。

同フェスの主催者は「新しい場所を探すための努力をしたが、ビーチでの素晴らしいイベント体験を提供することは不可能であり、ファンにもアーティストにも迷惑をかけるだろう」と判断し、今年度の開催をキャンセルすると発表しています