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『レコード・コレクターズ 8月号』の特集は「ザ・ローリング・ストーンズ『ロックン・ロール・サーカス』」

2019/07/08 22:26掲載
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レコード・コレクターズ 2019年 8月号
レコード・コレクターズ 2019年 8月号
『レコード・コレクターズ 8月号』の特集は「ザ・ローリング・ストーンズ『ロックン・ロール・サーカス』」。もうひとつの特集は「追悼 ハル・ブレイン」。7月13日発売
■『レコード・コレクターズ 2019年 8月号』

【特集】 ザ・ローリング・ストーンズ『ロックン・ロール・サーカス』

『ベガーズ・バンケット』のリリース直後の1968年末に、ジョン・レノンやザ・フーらの豪華なゲストを集めて、ローリング・ストーンズが制作したテレビ番組「ロックン・ロール・サーカス」は、斬新なコンセプトとヴィジュアルを擁しながらも放映されず、幻の映像として長く陽の目を見ることはありませんでした。大変な話題となった96年の公式発売を経て、4Kの映像と追加コンテンツを伴って再発されるこのタイミングに、当時の英国ロック・シーンの結節点ともなったこのプログラムを再検証します。

■ 今も強烈な輝きを放つ、一つの時代の終わりと始まりの記録(大鷹俊一)
■ なぜ“サーカス"なのか(?佐野ひろし)
■ ミュージシャン自身の主体性が呼び寄せた最先端の個性(若月眞人)
■ 『ロックン・ロール・サーカス』全曲ガイド(青山陽一)
■ 番組制作に至るまでの事情と収録の実際を改めて検証(犬伏功)
■ 60年代ローリング・ストーンズの“映像作品"解説(赤岩和美)
■ テレビ・メディアの可能性を活かした60年代の音楽特別番組(赤岩和美)


【特集】 追悼 ハル・ブレイン

本誌でもおなじみのフィル・スペクターやビーチ・ボーイズなど、1960~70年代のロックンロールやアメリカン・ポップス作品でその特徴的な演奏を聞かせた、ドラマーのハル・ブレインが3月に亡くなりました。西海岸のスタジオ・ミュージシャンの集団、レッキング・クルーの一員として一時代を築き、数多くのヒット曲をその技術で支えてきたトップ・ドラマーの名演を味わいながら、その功績を偲びたいと思います。

■ ハル・ブレイン・ヒストリー(木村ユタカ)
■ 名演60選(萩原健太、片島吉章、ガモウユウイチ)
■ ハル・ブレインのソロ・アルバムほか(澤山博之)


□ YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)
結成40周年の、SACDハイブリッド/LP2種による最新リマスタリング・シリーズ第3弾(武田昭彦)
□ キング・クリムゾン
初登場音源やライヴ音源/映像等を集大成した圧倒的な情報量──『ヘヴン&アース 1997-2008』(石川真一)
□ ブライアン・イーノ
“サウンドトラック作品"の枠を超え支持され続けてきた『アポロ』が、リマスター版+新曲で甦る(田山三樹)
□ デフ・レパード
昨年に続いての『CDコレクション』第2弾はレア音源ディスクが3枚にも及ぶ90年代編(杉原徹彦)
□ 追悼 ロッキー・エリクソン
“ゾンビと歩んだ"テキサス・サイケの怪人──その足跡を辿る(湯浅学)
□ RCAグルーヴィー・ソングバーズ
名門レーベルにひっそりと眠る女性シンガーの好音源を詰め込んだ長門芳郎監修コンピ第2弾(中村彰秀)
□ 冨田恵一(冨田ラボ)
インタヴュー~06年の名作『Shiplaunching』がニュー・ミックス仕様のSACD/アナログでリリース(松永良平)
□ 島田奈美
インタヴュー~シティ・ポップをキーワードに再評価が進むアイドル時代の楽曲を“島田奈央子"が語る(池上尚志)
□ THE WEIGHT BAND
リトル・フィートのギタリスト二人も加わった、ザ・バンドの名曲をグループ名に冠したバンドが間もなく来日(遠藤哲夫)