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U2 現存する最も初期のライヴ・レコーディング音源を発掘、未発表曲2曲のサンプル音源あり

2019/07/03 10:05掲載
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U2 - CREDIT: Martyn Goddard / Getty Images
U2 - CREDIT: Martyn Goddard / Getty Images
U2のファンは、現存するU2の最も初期のライヴ・レコーディング音源を発掘しています。新たに発見されたのは、1979年8月11日にアイルランドのダブリンにあるDandelion Marketで行われたコンサートの音源。米ローリングストーン誌によると、これまで最も初期と言われていた音源は1979年10月22日のCork Opera House公演のものでした。

今回発掘されたライヴ音源を録音したのは、当日のオープニング・アクトだったという地元のバンド、The Strougersに在籍していたPete McCluskeyという人物。音源を収録したカセットテープは何十年もの間、彼のコレクションの中で忘れられていましたが、最近になってU2のファンサイトATU2の助けを借りて発掘されています。

テープには、「Out Of Control」「Shadows And Tall Trees」「Stories For Boys」といった、のちにデビュー・アルバム『Boy』にも収録される楽曲に加え、これまでリリースされたことのない「In Your Hand」「Concentration Cramp」という未発表曲2曲も含まれています。

このテープのフル音源はまだ公開されていませんが、サイトATU2は、このテープから未発表曲2曲「In Your Hand」「Concentration Cramp」のサンプル音源をYouTubeで公開しています。

なお、U2はこの公演と同じ月(1979年8月)に、ダブリンのスタジオに入って、彼らのデビューEP『Three』をレコーディングしています。

「In Your Hand」


「Concentration Cramp」
●ATU2
https://www.atu2.com/