Dave Bartholomew - CREDIT: David Redfern/Getty Images
50年代以降のニューオーリンズ音楽の形成に大きく貢献した“ニューオーリンズ音楽の巨人”で、
ファッツ・ドミノ(Fats Domino)のコラボレーターとして知られるミュージシャン/作曲家/編曲家の
デイヴ・バーソロミュー(Dave Bartholomew)が6月23日、ニューオーリンズ郊外の病院で死去。AP通信は彼の息子デイヴ・バーソロミューJr. から亡くなったことを確認しています。100歳でした。
デイヴ・バーソロミューは米ルイジアナ州エドガー生まれ。ニューオーリンズでのバンドからプロとしてのキャリアをスタート。1949年にインペリアル・レコードのもとで編曲家、バンドリーダー、タレント・スカウトとして活動。アール・キング、トミー・リッジリー、ロバート・パーカー、ファッツ・ドミノなどをプロデュースしてヒットを量産。50年代以降のニューオーリンズ音楽の形成に大きく貢献した。
バーソロミューはリズム・アンド・ブルース、ビッグバンド、スウィング・ジャズ、ロックンロール、ニューオーリンズ・ジャズ、ディキシーランド・ジャズなど数多くの音楽ジャンルで活躍。ソングライターの殿堂、ロックの殿堂入りを果たしている。
バーソロミューのキャリアの中で最も有名なのはファッツ・ドミノとのパートナーシップで、「Ain’t That a Shame」「Goin' Home」「I'm Walkin」など数々のヒット曲を世に送り出した。