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ニューオーリンズ音楽の巨人 デイヴ・バーソロミューが死去、ファッツ・ドミノのコラボレーター

2019/06/24 07:37掲載
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Dave Bartholomew - CREDIT: David Redfern/Getty Images
Dave Bartholomew - CREDIT: David Redfern/Getty Images
50年代以降のニューオーリンズ音楽の形成に大きく貢献した“ニューオーリンズ音楽の巨人”で、ファッツ・ドミノ(Fats Domino)のコラボレーターとして知られるミュージシャン/作曲家/編曲家のデイヴ・バーソロミュー(Dave Bartholomew)が6月23日、ニューオーリンズ郊外の病院で死去。AP通信は彼の息子デイヴ・バーソロミューJr. から亡くなったことを確認しています。100歳でした。

デイヴ・バーソロミューは米ルイジアナ州エドガー生まれ。ニューオーリンズでのバンドからプロとしてのキャリアをスタート。1949年にインペリアル・レコードのもとで編曲家、バンドリーダー、タレント・スカウトとして活動。アール・キング、トミー・リッジリー、ロバート・パーカー、ファッツ・ドミノなどをプロデュースしてヒットを量産。50年代以降のニューオーリンズ音楽の形成に大きく貢献した。

バーソロミューはリズム・アンド・ブルース、ビッグバンド、スウィング・ジャズ、ロックンロール、ニューオーリンズ・ジャズ、ディキシーランド・ジャズなど数多くの音楽ジャンルで活躍。ソングライターの殿堂、ロックの殿堂入りを果たしている。

バーソロミューのキャリアの中で最も有名なのはファッツ・ドミノとのパートナーシップで、「Ain’t That a Shame」「Goin' Home」「I'm Walkin」など数々のヒット曲を世に送り出した。