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ジョン・ケージ自ら半生を語ったふたつの講演を収録した書籍『ジョン・ケージ 作曲家の告白』発売

2019/06/22 13:42掲載
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John Cage
John Cage
作曲家ジョン・ケージ(John Cage)自ら半生を語ったふたつの講演を収録した書籍『ジョン・ケージ 作曲家の告白』がアルテスパブリッシングから7月30日発売。ユーモアを交えつつ平易な言葉で語られた講演から、ケージの思想のエッセンスがあますところなく伝わります。訳者による解題と解説付き。
■『ジョン・ケージ 作曲家の告白』
ジョン・ケージ (著), 大西穣 (翻訳)

<予定内容>

音楽の意味を根本から変えてしまった作曲家、ジョン・ケージ(1912〜1992)が自ら半生を語ったふたつの講演を収録。
今までにないコンパクトな、日本オリジナル企画によるケージ入門!

ユーモアを交えつつ平易な言葉で語られた講演から、ケージの思想のエッセンスがあますところなく伝わります。訳者による解題と解説を付しました。

【本書に収録したふたつの講演】

●「作曲家の告白」1948年
30代半ばにしてはじめて自らの半生を語った講演。
なぜ作曲家をこころざし、音楽に何を託していたのか?
ピアノの概念を覆した「プリペアド・ピアノ」の発明秘話や、
この4年後に発表される無音の音楽《4分33秒》の構想も語られます。

●「自叙伝」1989年
京都賞の受賞を記念しての講演。
死を3年後に控えた77歳のケージが創作人生を振り返った貴重なものです。
マルセル・デュシャンやジャスパー・ジョーンズといった芸術家との交流、
禅やインド哲学、鈴木大拙といったインスピレーションの源泉のみならず、
地衣類やキノコへの愛など、ケージの全体像がくまなく語られています。

【本文より】
「わたしが一番好きな音楽とは、まだ聴いたことのない音楽です。 わたしは自分が作曲する音楽を聴いているのではありません。 わたしは聴いたことのない音楽を聴きたいから作曲しているのです。」

<著者について>
ジョン・ケージ(John Cage)
米国の現代音楽作曲家。1912年ロサンゼルス生まれ。
アルノルト・シェーンベルク、アドルフ・ワイス、ヘンリー・カウエルに師事。
プリペアド・ピアノや偶然性の音楽の発明、東洋思想への接近、そして茸への愛で知られる。
代表作に《プリペアド・ピアノのためのソナタとインターリュード》、《四分三三秒》、《フリーマン・エチュード》、
著書に『サイレンス』『ジョン・ケージ 小鳥たちのために』などがある。
晩年は作曲のみならず絵画や版画作品も発表した。
1992年8月、脳溢血のためにニューヨークで死去。