男性ヴォーカル・トリオ、ザ・レターメンのジム・パイクが死去

美しいメロディとハーモニーのアンサンブルで人気を集めた男性ヴォーカル・トリオ、ザ・レターメン（The Lettermen）。創設メンバーでリード・シンガーのジム・パイク（Jim Pike）が6月9日、米アリゾナ州プレスコットにある自宅で死去。米ビルボード誌によると、彼の義理の姉Becky PikeがAP通信に亡くなったことを明らかにしています。原因はパーキンソン病の合併症。82歳でした。

ジム・パイクはボブ・エンゲマンらと共に1959年にザ・レターメンを結成。フレッド・アステアのカヴァー「The Way You Look Tonight」、ドリス・デイのカヴァー「When I Fall in Love（邦題：恋に落ちた時）」、リトル・アンソニー＆ジ・インペリアルズとフランキー・ヴァリのカヴァーメドレー「Goin’ Out of My Head/Can’t Take My Eyes Off Of Yo」「Everything is Good About You」などを全米でヒットさせる。ジム・パイクは1973年にグループを脱退。