1910年代から2010年代にかけて世界各国で作られた映画ポスターを紹介。書籍『時代と作品で読み解く 映画ポスターの歴史』が玄光社から8月31日発売。全450点の映画ポスターを芸術的、商業的な観点から探求。監督、俳優、デザイナーについて綴るコラムも
ページ・サンプル
●『時代と作品で読み解く 映画ポスターの歴史』
イアン・ヘイドン・スミス(著)/プレシ南日子(訳)/岡田秀則(監修)
2019年8月31日発売
A4変型判 288ページ
定価:本体4,200円+税
ISBN:978-4-7683-1192-9
<内容>
映画の発明から2010年代まで
世界の映画ポスターを芸術的、
商業的な観点から探求する
映画が生まれたのは1895年。リュミエール兄弟が撮影・映写の複合機「シネマトグラフ」を発明したことから始まる。一方、ポスターという宣伝媒体が生まれたのはそのわずか10年前のこと。本書では、現在でもいまだなお作り続けられる『映画ポスター』にスポットを当て、時代の変遷とともにその歴史を振り返える。ポスターデザインを手がけたアーティストやスタイル、映画的なムーヴメント、政治、イデオロギーなどの影響によって、映画ポスターにどんな変化がもたらされたのか? 当時の時代背景とともに紐解いていく。
チャールズ・チャップリンの演じた放浪者チャーリーは、どのようにしてお馴染みのキャラクターになったのか? あるいは、グレタ・ガルボの神秘的な雰囲気はどのように宣伝されたのか? さらにはブロックバスター映画の歴史、年代ごとのグラフィックデザインの変遷、デジタル時代におけるポスターの役割まで、幅広い観点で映画史に迫っていく。映画、芸術、そして観客を惹きつけるための映画ビジネスを巡る、楽しく興味の尽きない旅に出てみよう。
【本書のポイント】
・1910年代から2010年代までの10年ごとに世界各国で作られた映画ポスターを紹介
・全450点の映画ポスターを掲載
・監督、俳優、デザイナーについて綴るコラムも
【掲載している監督・デザイナー】
D・W・グリフィス/チャールズ・チャップリン/フリッツ・ラング/ステンベルク兄弟/ジョセフ・フォン・スタンバーグ/エリック・ローマン/ビル·ゴールド/マイケル·パウエル/エメリック·プレスバーガー/ジャン·コクトー/ソール・バス/レイノルド・ブラウン/スティーヴン・フランクファート/イングマール・ベルイマン/ヴィクトル・ゴルカ/ロバート・アルトマン/リチャード・アムゼル/スタンリー・キューブリック/ルネ・フェラッチ/ボブ・ピーク/ジョン・アルヴィン/スパイク・リー/ペドロ・アルモドバル/フアン・ガッティ/スティーヴン・スピルバーグ/クリストファー・ノーラン他