
BS朝日『シネアスト』 安藤桃子(映画監督)×大林宣彦(映画監督)(c)BS朝日
映画監督の安藤桃子がMCを務めるBS朝日『シネアスト〜人生を変えるワンカット〜』。大林宣彦監督と安藤桃子による対談が実現した第4弾『シネアスト4〜記録対談!大林宣彦監督が語る映画の神髄〜』と、日本人アクション監督・谷垣健治から迫力のアクションシーンを生み出す撮影テクニックを聞き出した第3弾『シネアスト3』の再放送が決定『シネアスト3』は5月16日(木)、『シネアスト4』は5月23日(木)に放送されます。
■『シネアスト〜人生を変えるワンカット〜』
【番組概要】
映画監督の安藤桃子がMCを務め、「映画界の業師達」に突っ込み、聞き出す「あの1カット」の裏側。
名画を生んだ「名シーン」には、隠された「裏話」がある。あのシーンは、こうやって生まれた…こうやって撮影された…実はあのワンカットは「あの映画」のあのシーンに影響された…。「現場」にいたプロに聞けば、ワンシーンに込められた「技」が見えてくる。ワンシーンに込められた「想い」が明らかになる。きっとあなたも、もう一度「映画」を観たくなります。
●『シネアスト3〜人生を変えるワンカット〜』
初回:BS朝日 2019年2月7日(木)
再放送:BS朝日 2019年5月16日(木)よる11:00〜11:54
映画監督・安藤桃子が、シネアスト(映画人)に聞く、「あの1カットへのこだわり」。
今回のゲストは、ジャッキー・チェンやドニー・イェンら香港スターからも厚い信頼をよせる日本人アクション監督・谷垣健治の登場!
主に香港を拠点に活動し、昨年には中華圏を代表する映画賞で、日本人初となる最優秀アクション監督賞を獲得。
アクションシーンが話題の「るろうに剣心」「新宿スワンⅡ」などの邦画も手掛ける、今大注目のシネアストです。
谷垣さんは、少年時代からジャッキー・チェンに憧れ、大学卒業後に単身香港へ。
言葉もわからない、何のつてもない状態から、アクション監督として活躍するに至るまでの驚きエピソードが続出します。
番組では、迫力のアクションシーンを生み出す撮影テクニックや、小道具の数々もご紹介!
リアルに見せるアクションの撮り方って!?小道具の効果的な使い方って!?
安藤監督を相手に、谷垣さんのアクション指導がスタート!
実際に体を動かしながら、アクションの作り方を教えてもらいます。
さらに!大ヒット作「るろうに剣心」の貴重な裏話も披露!
アクションシーンに出てくる「ドリフト走り」は、誰もが知る「あの名画」から生まれた!?
世界が認める「谷垣アクション」の秘密に迫ります!
●『シネアスト4〜記録対談!大林宣彦監督が語る映画の神髄〜』
初回:BS朝日 2019年3月7日(木)
再放送:BS朝日 2019年5月23日(木)よる11:00〜11:54
「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」などで知られ、映像の魔術師とも評される映画界の巨匠・大林宣彦監督と、これからの日本映画界を担う安藤桃子監督による、スペシャル対談が実現!
映画監督同士、プロフェッショナルな目線で語られるディープな映画談義は、大林監督の生い立ちや、黒澤明をはじめとする映画人たちの精神、また過去から現代、そして未来へと続く映画文化を紐解き、「映画とは何なのか?」その神髄に迫ります。
安藤監督は、「大林作品は回想シーンへの入り方が自然。監督の作品のように、私たちは時空を行ったり来たりする生き物だから、さあ色が変わりました、ここから回想です、とするのではなくて、ぱーんと飛んで、またぱーんと帰ってくる監督の手法には、リアリティーがありますよね」と、大林作品に影響を受けたことを話します。
『僕たちは一生懸命映画を作ってき続けたけれども、どこかに無力感があって、どんなふうに役に立っているんだろうと思ってたけど、このごろ若い人たちの作品を見ていると、ああ、伝わったのかなと。僕の作った映画が伝わったわけではなくて、映画そのものが持っているフィロソフィーがようやく伝わってきたのかなというふうに思うんです。』
2016年8月、末期の肺がんで余命3カ月と宣告された大林監督。
戦争とともに過ごした子供時代のあるエピソードは、いまなお、がんと闘いながらも精力的に映画を撮り続ける生き方へと繋がっていました。
「もったいないというのは今でも言葉としてありますが、当時の日本の大人は、平和の時代を生きることのできる子供の未来を奪うことが一番もったいないと思ってくれていました。そういうことに僕は育てられているんですよ」。
映画史に残る対談が、今、始まります。
番組ページ:
https://www.bs-asahi.co.jp/cineaste/