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バッド・レリジョン、6年ぶりの新アルバム『Age of Unreason』が全曲リスニング可

2019/05/03 01:59掲載(Last Update:2019/05/03 13:34)
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Bad Religion / Age of Unreason
Bad Religion / Age of Unreason
バッド・レリジョン(Bad Religion)、6年ぶりの新アルバム『Age of Unreason』がYouTube、Spotify、Apple Musicで配信開始。全曲リスニング可







アルバムは海外で5月3日、日本で5月15日に発売。リリース元は海外はEpitaph Records、日本はワーナーミュージック・ジャパン。

スタジオ・アルバムのリリースは2013年の『True North』以来。通算17作目。新作はバンドとカルロス・デ・ラ・ガルサ(Paramore, Jimmy Eat World)との共同プロデュース作品。すでにシングル・リリースされている「My Sanity」「The Profane Rights Of Man」も収録されます。

彼らがキャリアを通して行ってきたように、バンドは新アルバムでも、現代の社会が抱える様々な問題、人種差別、トランプ政権問題、中流階級崩壊、コリン・キャパニックの抗議等をテーマにしています。

Epitaphのボスであり、ギタリストのブレット・ガーウィッツはこの作品について以下のように語っています。

「バッド・レリジョンというバンドは、常に啓蒙的な世界観を表現してきた。今、このような真実、自由、平等、寛容、様々な面において、価値基準というものが崩れ去ろうとしている。つまり、このアルバムがそれに対する俺達の回答だってことだ。」

「カオス・フロム・ウィジン」は、彼らならではのファストで、メロディックなサウンドが特徴のチューン。「脅威が迫ってきた、それは本当に存在するんだ/我慢も限界だ/でも危機を避けて通ることはできない/既に内側からカオスが生み出されているんだ」の様に、現代社会のあらゆる壁をめぐる論争を歌っています。

「キャンディデート」では、トランプ大統領を想起させる楽曲であり、「俺はあなたの候補/俺は真っ赤な唇とメイク/俺はお前らの指導者、オピオイド、危害/そして芸能人、そんな俺の名前は競争」の通り、辛らつなメッセージが読み取れよう。また、「ジ・アプローチ」では「道徳と知能の空白がある/君は疑いの目を持って当たり前だ/哲学は消滅しかけていて、革命なんてあり得ない」、と民主主義の消滅の可能性を取り上げています。

また、科学史の博士号を取得しているヴォーカルのグレッグ・グラフィンは

「俺たちの世界がいかに恐ろしいものになっているかというのは日々ニュースの一面を飾っている。それをきっかけに沢山の書物を読むことにしたんだ。フランス革命、アメリカ革命、南北戦争、などについて。歴史は繰り返す、ということであり、我々はそれに対して挑んではいけないということを理解したんだ。それに関しては十分な警告をしたい。誰れもがこのことを知っておくべきことなんだ。是非このアルバムのメッセージを聴いてほしい。」

と語っています。

以下は以前に公開された音源・映像

「Do The Paranoid Style」のミュージックビデオ


「Chaos From Within」


「My Sanity」


「The Profane Rights Of Man」
●『Age of Unreason』

01. Chaos From Within
02. My Sanity
03. Do The Paranoid Style
04. The Approach
05. Lose Your Head
06. End Of History
07. Age Of Unreason
08. Candidate
09. Faces Of Grief
10. Old Regime
11. Big Black Dog
12. Downfall
13. Since Now
14. What Tomorrow Brings
15. The Profane Rights Of Man (bonus)