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元バンドマンの父とLAの医大を目指す娘の心温まる物語 映画『ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた』の日本版予告編映像公開

2019/04/10 16:36掲載(Last Update:2019/04/10 17:20)
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ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた © 2018 Hearts Beat Loud LLC
ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた © 2018 Hearts Beat Loud LLC
レコードショップを営む元バンドマンの父と、将来の夢のためにLAの医大を目指す娘。ふたりで作った曲がSpotifyで反響を得たことから、父の夢は膨らむが…やがて二人に訪れる、新たな一歩のための人生の決断。映画『ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた』の日本版予告編映像が公開。

サンダンス映画祭やSXSW映画祭で絶賛された本作は、ブルックリンの街並みを背景に、夢に向かって走り出す娘とその背中を押す父との心温まる物語。

映画『ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた』は6月7日(金)より ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほかにてロードショー

■映画『ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた』
6月7日(金)より ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほかにてロードショー

<ストーリー>

ニューヨーク、ブルックリンの海辺の小さな街、レッドフック。
レコードショップを営む元バンドマンの父と、将来の夢のためにLAの医大を目指す娘。
ふたりで作った曲を音楽ストリーミングサービスにアップしたことから、父の夢は膨らむが…やがて二人に訪れる、新たな一歩のための人生の決断。

フランク・フィッシャー(ニック・オファーマン)はブルックリンのレッドフックでレコードショップを17年に渡り営んでいた。かつてはミュージシャンだったフランクの人生は、妻の事故死により自分と娘だけ残されたことで一変する。フランクはシングルファーザーとして娘サム(カーシー・クレモンズ)を育て、成長したサムはLAの医大へ通う事が決まっていた。
娘の進学後の生計を立てるにはレコードショップは赤字続きだし、フランクはお店の貸主で友人のレスリー(トニ・コレット)に夏の終わりにお店を閉めることを告げる。古くからの友人デイヴ(テッド・ダンソン)が経営するバーに行ったり、年老いて痴呆症の母親マリアンヌ(ブライス・ダナー)の面倒を見たり、彼の人生の未来には心が踊るものがあるわけでもなかった。 ある夜、勉強中のサムの邪魔をして一緒にセッションするよう無理やり誘う。サムは書きかけていた歌詞を引っ張り出し、二人は夜通し曲をレコーディングする。翌日サムはフランクに「私たちはバンドじゃないわよ」(“We’re not a band!”)と告げ、昨晩の共同作業により喜び興奮しているフランクを鎮めようとするが、フランクは娘の才能に感心し、一緒に作った曲を衝動的にSpotifyにアップロードしていたのだった。“We’re Not a Band.”というバンド名で。

フランクもサムも驚いたことに、その曲はSpotifyで人気の曲を集めた”New Indie Mix”にリストインされ、たくさんの人の耳に届くことになる。フランクにとっては急に未来の扉が開かれた気分になり、サムとライブやレコーディングをする将来を描き始めてしまう。サムを説得できればの話だが。 しかし、サムには彼女の人生があった。出会ったばかりの恋人ローズ(サッシャ・レイン)との関係や、進学予定の医学部など、向き合わなければならない人生の課題は山積みだ。音楽で人生の冒険を始めるなんて不可能なことに思えた。夏は終わりに近づき、大学ももうすぐ始まる中、フランクもサムも人生の決断を迫られる。二人が新たな人生に一歩踏み出すために。

<監督>
ブレット・ヘイリー

<キャスト>
ニック・オファーマン - フランシス・ジェームズ・フィッシャー(フランク)
カーシー・クレモンズ - サマンサ・リー・フィッシャー(サム)
トニ・コレット - レスリー
サッシャ・レイン - ローズ
テッド・ダンソン - デイヴ
ブライス・ダナー - マリアンヌ・フィッシャー

© 2018 Hearts Beat Loud LLC