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『ブラタモリ』 世界遺産の熊野へ

2019/04/05 15:59掲載
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ブラタモリ
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『ブラタモリ』、世界遺産の熊野へ。「熊野 〜なぜ熊野は日本の聖地になった?〜」編は4月20日、「熊野の観光 〜熊野観光の“深〜い”魅力とは?〜」編は4月27日にNHK総合で放送されます。

■NHK総合『ブラタモリ』

●「熊野 〜なぜ熊野は日本の聖地になった?〜」
2019年4月20日(土)午後7時30分〜8時15分



ブラタモリ、世界遺産の熊野へ!

紀伊半島の南部、深い森に覆われた紀伊山地の最果てにある熊野は、神々が住まう“聖地”として古くから崇められてきました。熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社、いわゆる熊野三山を巡礼する「熊野詣で」は今も盛んに行われています。
なぜ聖地・熊野はこれほどまでに人々を魅了するのでしょう?そこには、神々しいまでの景色をつくりだした自然の神秘と、聖地を発展させた古(いにしえ)の人たちの営みがあったのです。

今回の旅は、和歌山県の那智勝浦からスタート。熊野古道を歩いて最初に向かったのは、那智の滝。落差133m!1段の滝としては日本一というその迫力にタモリさんも大興奮!熊野那智大社のご神体であるこの滝。その成り立ちに関わっていたのは2種類の石?ってどういうこと?さらに、急峻で険しい熊野山地を生んだ巨大な大地の力とは?

そんな神が宿ると信じられるほどに雄大な自然を持つ熊野ですが、歴史をさかのぼれば都から遠い場所。たどりつくのも困難な場所への巡礼を、平安時代に発展させたのには、実はある“プロデューサー”の存在がありました。いったい誰なのか?そしてどうやって熊野への信仰を広めたのか?

聖地・熊野の秘密を探るため、さらに熊野の南に広がる海へ。人々の救いへの切実な願いが生んだ究極ともいえる旅の姿にタモリさんが感じたものとは?

●「熊野の観光 〜熊野観光の“深〜い”魅力とは?〜」
2019年4月27日(土)午後7時30分〜8時15分



舞台は紀伊半島の南部一帯のエリア・熊野。神が宿ると信じられるほどの雄大な自然や、世界遺産に登録されている熊野古道に熊野三山と呼ばれる神社、旅の疲れを癒す温泉など、観光地としても国内外から多くの人が訪れます。

タモリさんが最初にやってきたのは、和歌山県の串本町。観光名所「橋杭(はしぐい)岩」は、その名の通り、ごつごつした岩が橋の杭のようにズラリと並ぶ“奇岩”。実は、熊野には、こうした奇岩や巨石がいくつもあり、観光スポットになっているんです。なぜそんなにも珍しい岩があるのか?実は、これらを生んだのは、1400万年前の火山活動で生まれた巨大カルデラだった!?熊野の地下深くでの地球の活動がつくったものはまだまだあります。続いて、熊野の山に向かうと、川に湧く温泉や、美味しい料理に使える温泉、世界遺産の温泉などの数々が。不思議な温泉にタモリさんもビックリ!

さらに、平安時代から、熊野詣でに訪れる人々が最初に目指した、熊野観光の原点、熊野本宮大社へ。本殿の奥には謎のベンチが!訪れた人々を喜ばせたというベンチの役割とは?

実は熊野本宮大社は、明治時代、大洪水に遭い、その後社殿が現在の場所に移築されました。もともと社殿のあった場所には、険しい山の中とは思えない意外な風景が広がっています。果たしてその風景とは?

熊野の名所を巡りながら、熊野観光の“深〜い”魅力を明らかにしてゆきます。

番組ページ:
https://www.nhk.or.jp/buratamori/