ロキシー・ミュージックをデビュー作後に去り40年間姿を消したグラハム・シンプソン　ドキュメンタリー映画のトレーラー映像公開

ロキシー・ミュージック（Roxy Music）の創設メンバーで、ブライアン・フェリー（Bryan Ferry）とは大学時代からの友人だったグラハム・シンプソン（Graham Simpson）。1972年のデビュー・アルバム『Roxy Music』でベースを演奏した後、バンドを去り、そして40年間姿を消したシンプソンの人生をテーマにしたドキュメンタリー映画『Mighty』のトレーラー映像が公開されています。

2010年、アーティスト／写真家のサラ・クックがシンプソンの短編ドキュメンタリー映画『Nothing But The Magnificent』を制作・上映。長年にわたって行方が分からなくなっていたシンプソンの姿を捉えたこの作品を基礎に、英ウェストロンドンの映画監督ミランダ・リトルが長編映画化したものが、このドキュメンタリー映画『Mighty』です。サラ・クックとミランダ・リトルは、地元の映画コースで偶然出会い、長編映画化の企画が生まれています。

映画のタイトルである“Mighty”は、シンプソンが2010年に地元の精神科病棟で一時入院していた際、掲示板に書いた言葉「MIGHTY」から命名されています。

映画にはブライアン・フェリーらも出演。映画『Mighty』はまだ制作中のため、公開日などは決定していません。

グラハム・シンプソンは2012年に68歳で亡くなっています