HOME > ニュース >

表紙・特集は角松敏生 『Player 5月号』発売

2019/03/29 18:37掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Player2019年5月号
Player2019年5月号
角松敏生が表紙を飾る『Player 5月号』が4月2日発売。角松敏生のカヴァーストーリーは『東京少年少女』読本。28頁に及ぶ大特集です。他の特集は「伊勢正三 “Re-born” コレクション 愛器の数々を初公開」「WADA COLLECTION『写経』〜究極のECモデルを求めて〜」「THE ROLLING STONES EXHIBITONISM 話題のストーンズ展 メンバーの使用ギターを厳選解説」



●『Player2019年5月号』
4月2日(火)発売
定価890円(本体価格824円)
A4判

<内容>

■THE VINTAGE FILE
GIBSON 1956 CF-100E

■COVER STORY
保存版『東京少年少女』読本
角松敏生の未来

 『SEA BREEZE 2016』『SEA IS A LADY 2017』『Breath From The Season 2018〜Tribute to TOKYO ENSEMBLE LAB〜』と、近年はまさかのリメイクアルバムを輩出、ファンを狂喜させてきた角松敏生。オリジナルアルバムとしてはプログレテイストの組曲、ゴスペルクワイアをフィーチャーした新境地だった『THE MOMENT』(2014年)以来となる、『東京少年少女』がついに完成した。ファンなら『THE MOMENT』から続くさらなる境地へ挑む角松を感じるのではないか。前作『Breath From The Season 2018〜Tribute to TOKYO ENSEMBLE LAB〜』に続き、本田雅人アレンジによるホーンセクションもフィーチャー、角松が得意とするファンクチューンやラテンビート、AORテイストの楽曲などが連なるのだが、吉沢梨絵や小此木まり、そして幅広い年齢層のコーラス隊などをミュージカル界から起用。ドラマーでは山本真央樹が復帰と、角松ならではのミュージシャンセレクトが非常に興味深い。ミニアルバムとはいえ、ポップミュージックの未来へ繋げる意欲的な楽曲が痛快である。なお初回生産限定盤には前作よりコアラモード.のあんにゅとのツインヴォーカルが好評だった「A Night in New York 」、さらに代表曲「Tokyo Tower」のExtended Club Mixも収録。さらには昨年行なわれた“TOSHIKI KADOMATSU Performance 2018「Tripod IX」2018.07.15 軽井沢大賀ホール”より名バラード「花瓶」のライヴヴァージョンも収録されている。
 大好評で完売した2017年5月号に続く角松敏生のカヴァーストーリーは『東京少年少女』読本だ。

Part.1 ポップミュージックの未来へ繋げる超ロングインタビュー
Part.2 MOONシグネチャーギターストーリー 
Part.3 2019ギアコレクション
Part.4 あんにゅ(コアラモード.)対談
Part.5 DEZOLVE山本真央樹が語る角松敏生

“角松敏生の未来”と題して、現在の角松が見出したミュージカルの世界などをたっぷりと語ってもらった超超超ロングインタビュー、ムーンギターズ山﨑等氏の発言も盛り込んだMOONシグネチャーギターストーリー、新導入されたシンセサイザー類も含む最新ギアレポート、そしてあんにゅ(コアラモード.)とのスペシャル対談、山本真央樹(DEZOLVE)のインタビューも盛り込んだ28頁に及ぶ大特集となる。ほぼ撮り下ろしの写真、ボリュームたっぷりのインタビューテキストを、『東京少年少女』を堪能しながらお楽しみいただきたい。

■HARDWARE SPECIAL
伊勢正三 “Re-born” コレクション 愛器の数々を初公開
正やんが16年振りとなるオリジナルアルバム『Re-born』をリリース。ギタープレイのみならずベースプレイなど多くの弦楽器を自ら手がけたほか、ポエトリーリーディングやラップなどヒップホップ的新境地も加味した最強の大人のアルバムが完成だ。『Re-born』でも大活躍したこだわりの愛器の数々をお披露目してもらうとともに渾身の『Re-born』を作り上げるまでをたっぷりと語ってもらった!

■HARDWARE SPECIAL
WADA COLLECTION『写経』〜究極のECモデルを求めて〜
クラプトン来日公演を祝してのシリーズ企画第3弾は、E.C.マニアであるミュージシャン、ヴィンテージ・ギター・コレクターとして知られる和田玄のプライベート・コレクションを紹介。しかも単なるクラプトン・モデルではなく、彼自身が作った世界に一つだけの究極のE.C.ギターだ!

■SPECIAL FEATURE
THE ROLLING STONES EXHIBITONISM 話題のストーンズ展 メンバーの使用ギターを厳選解説
2019年5月6日(月・振休)までTOC五反田メッセにて展開されている「THE ROLLING STONES EXHIBITONISM」。どこよりも先駆けた先行取材を実現したPlayer2019年4月号に続く特集第2弾は、展示されているギターより6本を厳選して徹底解説したほか、プレオープン日を撮り下ろし取材。その魅力に迫る!

■INTERVIEW
鈴木茂 links 白井良明
 はっぴいえんど、ムーンライダーズのギタリストとして日本語ロック黎明期から携わり、コンポーザー、アレンジャーとしても数えきれないほどの名演をロック史に残してきた鈴木茂と白井良明が、スペシャルな共演ライヴを行なった! ソロアーティストとして、ギタリストとして、さらなる境地へ挑み続ける二人による、意外にも活字メディアによる初対談が実現!

■INTERVIEW
Nozomu Wakai's DESTINIA
新世代ギター・ヒーロー若井 望が率いるNozomu Wakai’s DESTINIA。傑作『METAL SOULS』を作り上げたトミー・アルドリッジ、マルコ・メンドーサ、ロニー・ロメオを迎えて国内ライヴを行なった。ヘヴィメタルの伝統に現代の新しい息吹を加味したバンドサウンドを、若井、マルコ、ロニーが語る。そこには国境線を超えたリスペクトがあった。

■INTERVIEW
ミヤ(MUCC)
最新作『壊れたピアノとリビングデッド』は“リビングデッド”だった未発表楽曲を蘇生。さらに書き下ろしの新曲で編まれたアルバムである。鍵盤奏者 吉田トオルの客演はもとより、楽曲によってはミヤのピアノプレイもフィーチャー。アルバムのエンジアリングまで手がけたミヤが『壊れたピアノとリビングデッド』プロジェクトを語り尽くす!

■REACH UP!
エルフリーデ
柔らかで個性的な歌声も印象的なみくる、美人ギタリストとして話題の山吹りょう、数々のセッション現場でも大活躍の星野李奈やゆーやんにより、デビュー前から着目されていたエルフリーデ。主なソングライティング、サウンドプロデュースを担う小田内志徳(Quint)とタッグを組み、メジャーデビューアルバム『real-Ize』で独自のポップワールドを追究。メンバー4人と小田内志徳に直撃した。

■REACH UP!
Postman
 2018年にミニアルバム『干天の慈雨』でデビューを果たした名古屋出身の4人組、postman。1年振りとなる2ndミニアルバム『Night bloomer』が堂々の完成。よりコンセプチュアル、かつ自由度の高い楽曲群を寺本颯輝と兼本恵太朗に話を訊く。

■REACH UP!
橋爪もも
 自作ロリータファッションに身を包み、アコースティックギターを手に情感たっぷりの楽曲を歌い上げるシンガーソングライター橋爪もも。初のフルアルバム『本音とは醜くも尊い』は出羽良彰、渡辺善太郎ら彼女にとっておなじみのアレンジャー陣に加えて、日高 央(THE STARBEMS)、Ethan Augustinがドラマティックな音世界を具現化。その中では軽やかに愛らしく歌う「甘い娘」、フレンチテイストの「天国への土産話」などの新境地も内包。勿論「バレリーナ」「夢現」「ヒーロー」など、彼女ならではのディープな楽曲もたっぷり。現在のメインギター“髭丸”と共に語ってもらったインタビューを“生乾きリスナー”に捧ぐ。“お楽しみくださいませませ”…。

■REACH UP!
MOSHIMO
 一層ダンスロックに照準を定めているようにも聴こえる最新アルバム『TODOME』。岩淵紗貴とベーシスト宮原颯ツインヴォーカルナンバーもあったりと、見事なまでにバラエティに富んだ仕上がりでとにかく痛快! より岩淵の本音をしたためたユニークな歌詞とともに、一瀬貴之のメタリックなギターリフや本多響平の4分打ちドラミングをフィーチャーしたバンドアンサンブルも聴きどころだ。ブレイク秒読みのMOSHIMOだが、Player初インタビューということで、MOSHIMOというバンドの変革にも語ってもらいつつ、『TODOME』のサウンド面、ノリの部分についても四人にたっぷりと語ってもらった。

■REACH UP!
清水昭男(ANTHEM)
日本のヘヴィメタル・シーンを牽引するANTHEMが、世界最大規模を誇るヘヴィメタル・レーベルであるニュークリア・ブラストと正式契約を果たし、再録ベストアルバム『NUCLEUS』を全世界同時リリース。これまでのANTHEMとは一味違うファットなサウンドに仕上げられている。ギタリストの清水昭男に語ってもらった。

■NEW PRODUCTS
GIBSON CUSTOM 60th Anniversary 1959 Les Paul Standard / GRETSCH G6134T Limited Edition Penguin with Bigsby Casino Gold,G6136T-59 Limited Edition Falcon with Bigsby Lake Placid Blue / BLAST CULT Batavia / IBANEZ SR2405W-BTL / VOX AC15HW1-G12C / ORANGE Pedal Baby 100 / FENDER Tre-Verb Digital Reverb/Tremolo / GALLIEN-KRUEGER BPLEX Preamp

■THE LIVE
TOTO / YES / MAROON5 / Nothing’s Carvrd In Stone / THE MAN / CHVRCHES / 三上ちさこ / PHOBIE BRIDGERS

■6ROCK9対談
児島未散×池間史規×古垣未来
 「セプテンバー物語」「一歩ずつの季節」などの楽曲、何より「ジプシー」の大ヒットで知られるシンガー児島未散は90年代後半、そっとシーンから消えた。根強いファンはずっと復活を心待ちにしていたが、2016年からグッドストックトーキョー大岡山を拠点にライヴ活動を再開。シンガーソングライター/アレンジャー/ベーシストの池間史規、鍵盤ハーモニカを器用に操る勇姿も印象的な作曲家/鍵盤奏者、古垣未来とのトリオ編成でアコースティックライヴを展開している。そしてこの復活劇には作詞家の京えりこがキーパーソンとして関わっている。90年代以後のミッシングリンク、そして新たな音に挑みだした経緯を“チーム児島未散”に語っていただいた。

■VINTAGE GUITAR ARCHIVES
1965 SUPRO S471V / White Holiday
グラフィック・アート的な佇まいのファイバー樹脂製ギター

■SPECIAL FEATURE
DOMINIC MILLER インタビュー&ギターレポート
 スティングの片腕ギタリストとして広く知られるドミニク・ミラー。最新ソロアルバム『アブサン』は彼のギターを中心としながらも、鬼才サンディアゴ・アリアス(bandoneon)、マイク・リンダップ(key)、ニコラス・フィッツマン(b)、マヌ・カッツェ(ds)とのバンドスタイルでレコーディング。まさにECMならではの音世界が広がっている。愛器K.YAIRI CYTM Eを紹介するとともに、ドミニクのエクスクルーシヴ・インタビューをお届けする!

■COLAMN
アキマツネオ・二井原実・アイゴン・KENJI SUZUKI・吾妻光良・GUITAR RESEARCH