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「プレイ・バッハ」 フランスのピアニスト/作曲家ジャック・ルーシェが死去

2019/03/08 13:02掲載
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Jacques Loussier Trio / My Personal Favorites: The Jacques Loussier Trio Plays Bach
Jacques Loussier Trio / My Personal Favorites: The Jacques Loussier Trio Plays Bach
『G線上のアリア』『平均律クラヴィーア曲集』『ゴルトベルク変奏曲』をはじめとするJ・S・バッハ作品のジャズ演奏で知られるフランスのピアニスト/作曲家、ジャック・ルーシェ(Jacques Loussier)が3月5日に死去。妻のエリザベスがフランス通信社(AFP)の取材に対して明らかにしています。84歳でした。

ジャック・ルーシェはフランスのアンジェ生まれ。10歳にして才能を示し、16歳でパリ国立高等音楽・舞踊学校に入り、イヴ・ナットのもとで学びながら、作曲を始める。6年で卒業後、1年間世界中を旅し、中東、南米、キューバのサウンドを体験する。

1959年、ルーシェはピアニストとして、ベーシストのピエール・ミシュロ(Pierre Michelot)、ドラマーのクリスチャン・ギャロ(Christian Garros)と「ジャック・ルーシェ・トリオ」を結成。バッハの作品をジャズ風に解釈し演奏、多くのライブ出演、ツアー、コンサートを行う。アルバムはトータルで600万枚を売り上げる。1978年のトリオ解散後はフランス南部のプロヴァンス地に自分のレコーディング・スタジオを立ち上げ、アコースティック楽器・電子楽器のための作曲を続けた。ピンク・フロイド、エルトン・ジョン、スティング、イエスらとも共演した。(wikipediaより)