今年、1969年<ウッドストック・フェスティバル>の50周年を記念した2つのフェスティバルが別々の場所で同日に開催されます。米ビルボード誌によると、オリジナル・ウッドストックの仕掛け人のひとり、マイケル・ラングが企画するフェス<Woodstock 50>には、
サンタナ(Santana)、
デッド&カンパニー(Dead & Company)、
ザ・キラーズ(The Killers)、
イマジン・ドラゴンズ(Imagine Dragons)、
チャンス・ザ・ラッパー(Chance the Rapper)の出演が決定しているようです。ラインナップの詳細は今後数週間以内に発表される予定。
<Woodstock 50>の会場はオリジナル・ウッドストックが開催された場所ではなく、ニューヨーク州北部のワトキンズ・グレンにある1,000エーカー(東京ドーム約86個分)の緑地で開催されます。日程は8月16日から18日までの3日間。
<Woodstock 50>については一部海外メディアが金銭的問題が発生していると報道。アーティストへの支払いの一時的な遅れがあったようですが、ラングは米ビルボード誌のインタビューで、金銭的問題については否定しています。
ラングは以前のインタビューで40組ほどの出演が予約されていると語っており、また出演アーティストについて「50年前に出演した伝説的なバンドから、現代のロック、ポップ、ラップ・スターまで」を予定していると説明していました。
この<Woodstock 50>とは別に、1969年<ウッドストック・フェスティバル>の跡地にあるベセル・ウッズ芸術センター(Bethel Woods Center For The Arts)で開催されるフェス<Bethel Woods Music and Culture Festival>も8月16日から18日にかけて開催されます。
出演は
リンゴ・スター(Ringo Starr)、
エドガー・ウィンター(Edgar Winter)、
サンタナ(Santana)、
ドゥービー・ブラザーズ(The Doobie Brothers)ほか。
このフェスでは前日の8月15日にコンサート映画『Woodstock: the Director’s Cut』を上映。初日の16日にはリンゴ・スター&ヒズ・オール・スター・バンドとエドガー・ウィンター・バンドが、2日目の17日にはサンタナとドゥービー・ブラザーズが出演します。最終日18日の出演者は今後発表されます。
<Bethel Woods Music and Culture Festival>では、新鋭からベテランまで多彩なジャンルのアーティストたちによるライヴ・パフォーマンス、そしてTEDスタイル(学術・エンターテインメント・デザインなど様々な分野の人物がプレゼンテーションを行なうスタイル)のトークが行われる予定。また来場者は、ベセル・ウッズ・ミュージアムが2019年に行う特別展<We Are Golden: Reflections On The 50th Anniversary Of The Woodstock Festival And Aspirations For An Aquarian Future>もチェックすることができます。
●<Bethel Woods Music and Culture Festival>公式ページ
https://www.bethelwoodscenter.org/the-museum/woodstock50anniversary