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「ブラジルの声」ミルトン・ナシメントの評伝『ミルトン・ナシメント“ブラジルの声”の航海(トラヴェシア)』発売

2019/02/25 11:36掲載(Last Update:2019/03/15 21:54)
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ミルトン・ナシメント “ブラジルの声
ミルトン・ナシメント “ブラジルの声"の航海(トラヴェシア)
「ブラジルの声」の異名を持つMPB(ムージカ・ポプラール・ブラジレイラ)の代表格、ミルトン・ナシメント(Milton Nascimento)。評伝の翻訳刊行が決定。『ミルトン・ナシメント“ブラジルの声”の航海(トラヴェシア)』はDU BOOKSから3月29日発売予定。日本語版のみ、ミルトンとも親交のあるケペル木村による解説を追加収録。
■『ミルトン・ナシメント “ブラジルの声"の航海(トラヴェシア)』
マリア・ドロレス (著), 荒井めぐみ (翻訳)
3,400円(本体価格/税別)

ISBN:9784866470948
発売年月:2019年3月

<商品詳細情報>

ブラジル・トレスポンタスの街角で音楽と戯れていた少年はやがて、
その類稀なる美声によって世界を魅了する――。

「Travessia」ほか数々の名曲誕生の瞬間から、
クルービ・ダ・エスキーナ(街角クラブ)の結成秘話、
ハービー・ハンコックやウェイン・ショーターら一流ミュージシャンたちとのレコーディング、
過酷な闘病生活とメディアからの誹謗中傷、愛する家族との別れ……。
政情不安に揺れる60年代の荒波を乗り越え、
今なお第一線で活躍するブラジル音楽界の偉人、ミルトン・ナシメント待望の評伝が堂々刊行。

日本語版のみ、ミルトン本人とも親交のあるケペル木村による解説を追加収録。


〈目次〉
序文 ミナスの二つのトラヴェシア
第1章 1939-1945 ミナスからリオへ
第2章 1945-1953 リオからミナスへ
第3章 1945-1961 人生の宴で
第4章 1962-1965 新たな地平線(ノーヴォ・オリゾンチ)
第5章 1965-1967 2年で20年を
第6章 1967 初めの一歩
第7章 1968-1970 トレスポンタスから世界へ
第8章 1970-1972 世界から街角へ(街角から世界へ)
第9章 1973-1975 奇跡?
第10章 1976-1977“ミナス・ジェラエス"
第11章 1978-1980 広がっていくクルービ
第12章 1981-1984 古い地平線(ヴェーリョ・オリゾンチ)
第13章 1985-1987 大きな飛躍
第14章 1988-1992 友達以上、兄弟以上
第15章 1992-1993 天使が生まれる瞬間
第16章 1994-1996 最後の歩み?
第17章 1997-1998 ルネッサンス
第18章 1998-2001 ダンスパーティーへの回帰
第19章 2002-2004 清算
第20章 2003-2004 全てが始まった場所
謝辞
解説――ミルトンの声と歌に魅せられて 文:ケペル木村
ディスコグラフィ

翻訳:荒井めぐみ
ポルトガル語講師・翻訳家。京都外国語大学外国語学部ブラジルポルトガル語学科卒業。ブラジル連邦共和国フルミネンセ連邦大学へ、1年間交換留学経験あり。手がけたCDの歌詞対訳は150タイトルを超える。訳書に『ナラ・レオン 美しきボサノヴァのミューズの真実』(P-Vine Books)。