ブルース・スプリングスティーン(Bruce Springsteen)にインスピレーションを受けた映画『Blinded by the Light』がいよいよ公開へ。2019年のサンダンス映画祭で初演され、上映後に長いスタンディングオベーションを受けた本作は2019年8月14日に米国の映画館で上映されます。配給はワーナーブラザーズ。
映画は、パキスタン生まれで、現在は英国でジャーナリスト/ドキュメンタリー作家として活躍するSarfraz Manzoorの回顧録『Greetings From Bury Park』を原作とした作品。監督はグリンダ・チャーダ(『ベッカムに恋して』)。
舞台は1987年のイギリス。パキスタンからイギリスへと移住した少年は16歳の時、友人を介してブルース・スプリングスティーンの音楽をはじめて聴く。少年はスプリングスティーンの歌詞と彼自身が抱える苦闘の類似点に気付く。スプリングスティーンの楽曲によって、彼は作家になりたいという自身の夢を見つけ、また同じくスプリングスティーンの楽曲は、イスラム教徒である自身のまわりにある人種差別と立ち向かい、そして彼の父親の厳格な理想に挑戦するために少年を勇気づけるのだった…というストーリー。