音楽シーンにカムバックした、米シンガーソングライターのベン・クウェラー(Ben Kweller)。5年ぶりの新曲「Heart Attack Kid」のミュージックビデオを公開。この曲は2019年内に発売を予定している新アルバム『Circuit Boredom』に収録される予定。スタジオ・アルバムのリリースは2012年の『Go Fly a Kite』以来。
米サイトConsequence of Soundなどによると、クウェラーは2013年、ニューメキシコでの休暇中、宿泊した小屋で一酸化炭素の漏れがあり、家族全員が一酸化炭素中毒によって危うく死ぬところだったという経験をしています。クウェラーは当時の救急隊員から、気付くのがあと15分遅れていたら死んでいたと伝えられたと語っています。クウェラーはこの事故の影響で、うつ病となり、また、より家族との時間を大事にするため音楽活動から離れます。しかし曲を書くことを止めなかったという彼は、近年になって友人のDwight A. Bakerと協力してレコーディングを行うようになります。そして今回、新曲「Heart Attack Kid」を公開して音楽シーンにカムバックしています。