1960年代末にハードなブルース・ロック・サウンドを確立したヘヴィ・サイケデリック・バンド、
ブルー・チアー(Blue Cheer)。米国の新聞サンフランシスコ・クロニクル紙によると、へヴィ・メタルの元祖とも言われているこのバンドでドラムを担当したポール・ウィアリー(Paul Whaley)が1月28日、ドイツのレーゲンスブルクにある自宅で死去。バンドの創設メンバーでありマネージャーのエリック・アルブロンダは同紙に、死因は心不全であると伝えています。72歳でした。
ポール・ウィアリーは、結成直後に脱退したエリック・アルブロンダの後任ドラマーとして1967年にブルー・チアー加入。1969年に一旦脱退しますが、その後1984年にブルー・チアーに再加入。以降、2009年にバンドのフロントマンであるディッキー・ピーターソンが亡くなるまで、断続的にバンド・メンバーとして活躍しました。