HOME > ニュース >

キング・クリムゾン50周年記念 アニバーサリー・イヤー企画「KC50」の詳細発表

2019/01/14 09:11掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
King Crimson / KC50
King Crimson / KC50
キング・クリムゾン(King Crimson)はバンドが誕生した日(1969年1月13日結成)にあわせ、結成50周年を記念したアニバーサリー・イヤー企画「KC50」の始動を発表。さまざまなボックスセット、ドキュメンタリー、レア音源の配信、コンサート開催、本の出版、記念グッズ販売を企画しています。

■2019年にコンサート50公演開催

現在の8人編成バンドは、2019年のセレブレーション・ツアーの一環として、3大陸で計50公演のコンサートを行います。

日程には、すでに発表されている6月18日、19日、20日にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行われる公演と、9月21日にニューヨークのラジオ・シティ・ミュージック・ホールで行われる公演も含まれています。

■フィジカル・リリース

<2月>
●『King Crimson 1972 - 74』
200グラム重量盤アナログレコード6枚組ボックスセット。『Larks’ Tongues in Aspic(邦題:太陽と戦慄)』から『USA』(expanded Verison)までを収録



<5月>
●『Heaven and Earth』
1990年代後半から2008年までの期間を網羅するCD/DVD-A/Blu-rayセット。これで、すべてのキング・クリムゾン・スタジオ・アルバムの5.1マルチチャンネル・オーディオ化が完了



<10月>
●1969年レコーディングをコンプリートしたCD/DVD-A/Blu-rayセット。これで、すべてのキング・クリムゾン・スタジオアルバムのBlu-ray発売が完了。1969年レコーディングはアナログレコード・セットも計画。

<その他の予定されている音楽リリースは以下を含みます>
●『Beat』『Three of a Perfect Pair』の200グラム重量盤アナログレコード
●2CD『2019 King Crimson tour box』。2014年以降、各ツアーごとにリリースされている作品の第6弾。

■50 Collectors’ Clubのリリース

2019年にはコレクターズ・クラブ・シリーズの最後の3作品、CLUB48、CLUB49、CLUB50のリリースが予定されています。CLUB48は、ジェイミー・ミューアがバンドを去る前の1972年12月8日にニューキャッスルで行われたコンサートの最近発掘された音源となる予定。

■In The Court of the Crimson King Companion & Boxed Set

<10月>
キング・クリムゾンのデビュー・アルバムのボックスセットを、オリジナル盤発売日(1969年10月)にあわせてリリース。

『In The Court of the King Crimson』の限定盤ボックスセットには、すべてのライヴ・レコーディング、拡張されたマルチトラック1969レコーディング・セッション、そしてアルバムの新しい5.1リミックスを含まれます。さらにロバート・フリップと、DGMの社長でプロデューサーでもあるデイヴィッド・シングルトンによって編集されたアナログレコード・サイズの本『DGM Companion Vol 1』を同梱。これは『In The Court of the King Crimson』の歴史を網羅した本で、また完全なタイムライン、豊富な写真、回顧禄、エッセイなども掲載されます。

<6月>
シド・スミスによる長い間絶版となっていた伝記本『In the Court of King Crimsonの改訂版/更新版/拡大版が発行されます。

■KC50デジタルダウンロードシリーズ

1月13日より50週間、毎週1曲ずつキング・クリムゾンの新音源、レア音源、別テイクを公開する企画。これはレーベルのサイトおよび、主要なダウンロード/ストリーミングサービスで利用可能。各トラックには、曲の背景やエピソードを紹介するデヴィッド・シングルトンの音声コメントも含まれます。

キング・クリムゾンの日本公式サイトでは、毎週シングルトンの音声コメント訳を添えて楽曲を紹介します。

●キング・クリムゾンの日本公式サイト内 特設ページ
http://www2.king-crimson.jp/special/20190113487/

●第1回「21st Century Schizoid Man Radio Edit」


ダウンロードは以下で
https://www.dgmlive.com/albums/kc-50-1-21st-century-schizoid-man

■ドキュメンタリー

Toby Amiesが監督したドキュメンタリー『Cosmic F*Kc: The King Crimson documentary』が2019年後半にリリース予定。監督は、現在のバンドへの比類のないアクセス権を得ており、また過去メンバーへのインタビューやアーカイブ映像の提供を受けています。サウンドトラックもリリース予定

■『In The Court of the Crimson King』のアルバム・カヴァーの限定シルクスクリーンプリント

バリー・ゴッドバーが手がけた『In The Court of the Crimson King』の“Screaming Face” カヴァーの限定シルクスクリーンプリント。オリジナル・アート・サイズで印刷。
すべてのプリントにはロバート・フリップのサインと番号付き



■衣類:

KC50デジタルダウンロードシリーズのアートワークにあわせた、スペシャル50周年記念Tシャツ12種類