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伝説のプロモーター、麻田 浩の自叙伝『聴かずに死ねるか!』の出版記念トークイベントが開催決定

2019/01/07 08:43掲載
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聴かずに死ねるか! 小さな呼び屋トムス・キャビンの全仕事 / 麻田浩、奥和宏
聴かずに死ねるか! 小さな呼び屋トムス・キャビンの全仕事 / 麻田浩、奥和宏
若き日のトム・ウェイツやエルヴィス・コステロなどを招聘した伝説のプロモーター、麻田 浩の自叙伝『聴かずに死ねるか! 小さな呼び屋トムス・キャビンの全仕事』。出版を記念したトークイベント<月刊牧村別冊 冬期ゼミ#3〈麻田浩『聴かずに死ねるか!』出版記念〉>が1月14日(月)に東京・新宿のROCK CAFE LOFT is your roomにて行われます。講師は牧村憲一、ゲストは麻田 浩。秘蔵映像も公開される予定です。

<月刊牧村別冊 冬期ゼミ#3〈麻田浩『聴かずに死ねるか!』出版記念〉>

●2019年1月14日(月) ROCK CAFE LOFT is your room
OPEN 12:00 / START 13:00

前売(web予約)¥2,000/当日¥2,500 ※+要1オーダー以上
※全席自由(ご予約の整理番号順での入場となります)

【講師】牧村憲一
【ゲスト】麻田 浩

伝説のプロモーターが語る数々の海外アーティスト。秘蔵映像も用意します。

詳細は以下のURLのページでご覧になれます。
https://www.loft-prj.co.jp/schedule/rockcafe/107741
●『聴かずに死ねるか! 小さな呼び屋トムス・キャビンの全仕事』

価格:2,376円(本体2,200円+税)
品種:書籍
著者:麻田 浩(著)/奥 和宏(著)
仕様:A5判 / 256ページ
発売日:2019.01.18
ISBN:9784845632633

<内容>

トム・ウェイツ等を招聘した
伝説のプロモーターが明かす栄光と苦悩の日々
もし麻田浩という男がいなかったら、日本における"洋楽"の形はちょっと違ったものになっていたかもしれません。

1965年にモダン・フォーク・カルテット(マイク真木も参加)の一員としてアメリカに渡り、現地の音楽を生で体感。トムス・キャビンという呼び屋を立ち上げ、自分が観たい!と思う、最先端のミュージシャンを招聘しまくります。しかも、金儲けだけではなく「小さな場所で、良い音で」をモットーに。

彼によって招聘されたミュージシャンは、77年のトム・ウェイツ初来日、78年のエルヴィス・コステロ、79年のトーキング・ヘッズなど、名前を上げれば枚挙に暇がありません。

その後、麻田氏は、フジロックを主催するスマッシュの創設に携わっただけでなく、アメリカ・オースティンで行われる一大イベントSXSWの日本のレップを務め、逆に日本のミュージシャンを国外に紹介するような活動も積極的に行なっています。トムスキャビンが招聘したエイモス・ギャレット、マーク・リボー、ラモーンズ、ストラングラーズ、デヴィッド・ブロムバーグ、レヴォン・ヘルム、レオン・レッドヴォーンなどの演奏は、良い音楽を追い求める洋楽ファンを喜ばせ、未知なる扉を開いてくれました。本書は、そんな伝説のプロモーターの半生を記した自叙伝です。

【CONTENTS】
1. イグニッション 点火
2. オン・ザ・ロード 途上
3. エントランス トムスへの道
4. クリアアップ トムス始動
5. バイパス ローリング・ココナツ・レビュー
6. クラッシュ 倒産
7. リスタート 新たな才能の発掘
8. ロング・ドライブ 聴かずに死ねるか!
・招聘リスト
・歴代のプログラム/Tシャツ/チケットのギャラリー
・伊藤あしゅら紅丸の証言

・対談:麻田浩×ピーター・バラカン

■本書に登場する著名人(五十音順・敬称略)
アサイラム・ストリート・スパンカーズ/エイモス・ギャレット/エリック・アンダーセン/エルヴィス・コステロ/オーティス・クレイ/ガイ・クラーク/カントリー・ガゼット/キャリキシコ/グラハム・パーカー/ザ・バンド/ジェイムズ・カー/ジェームズ・ブラウン/ジェシ・コリン・ヤング/ジェフ・マルダー/ジム・クエスキン/ジャクソン・ブラウン/ジョン・ゾーン/ジョン・リー・フッカー/ジョン・ルーリー/シル・ジョンソン/ストラングラーズ/ゾンビーズ/ダン・ヒックス/トム・ウェイツ/デビッド・グリスマン/デビッド・ブロンバーグ/トーキング・ヘッズ/ドクター・ジョン/ドック・ワトソン/トニー・ジョー・ホワイト/ドニー・フリッツ/トニー・ライス/ニュー・グラス・リバイバル/ハッピー・トラウム/ピート・シーガー/ビル・キース/フライング・ブリトー・ブラザーズ/ブルース・コバーン/マーク・リボー/マイク・シーガー/マッド・エイカーズ/マリア・マルダー/レヴォン・ヘルム/ライ・クーダー/ラウンジ・リザーズ/ラモーンズ/ラリー・カールトン/レオン・レッドボーン/ローリー・アンダーソン/ロニー・マック/ロバート・クレイ/O.V.ライト/The B-52's/J.J.ケール

有田純弘/石川鷹彦/岩沢幸矢/笛吹利明/遠藤賢司/岡田徹/押尾光一郎/久保田麻琴/駒沢裕城/黒澤明/黒澤久雄/洪栄龍/小坂忠/後藤次利/小室等/コレクターズ/ザ・ルースターズ/篠ひろ子/島村英二/ジミー時田/少年ナイフ/鈴木茂/高田漣/高田渡/田島貴男/立花ハジメ/近田春夫/徳武弘文/中村とうよう/ナンバーガール/林立夫/ピチカート・ファイヴ/ペティブーカ/ボアダムス/細野晴臣/マイク真木/松任谷正隆/森山良子/ロリータ18号/安田裕美/吉川忠英/CHAI/PUFFY/SION

<著者プロフィール>

☆麻田 浩(あさだ ひろし)
横浜市出身。1976年に小さな呼び屋"トムス・キャビン"を立ち上げ、若き日のトム・ウェイツやエルヴィス・コステロなどを招聘。80年代前半にはスマッシュの創設にも携わる。独立後は、SIONやピチカート・ファイヴ、ロリータ18号などのマネージメントに尽力。2005年に埼玉県狭山で開催したハイドパーク・ミュージック・フェスティバルは今も語りぐさとなっている。SXSWの日本のレップも務め、長きにわたって日本と海外のアーティストをつなぐ役割を担っている。

☆奥 和宏(おく かずひろ)
東京生まれ。音楽雑誌編集長、PC雑誌編集長などを経て、現在はフリーランスのライター。欧米のルーツ・ミュージックやロックの解説、楽器の紹介などの記事を中心に、執筆活動を続けている。音楽関連の著書に、『アメリカン・ルーツ・ミュージック 楽器と音楽の旅』(音楽之友社)、『アメリカン・ルーツ・ミュージック ディスクでたどるアメリカ音楽史』(アルテスパブリッシング)、『ベルウッドの軌跡』(インプレスR&D)など、共著に『証言! 日本のロック'70s Vol.1、2』(アルテスパブリッシング)などがある。