90年代のノルウェー・ブラック・メタル・シーンを描く映画『Lords of Chaos』　トレーラー映像公開

90年代のノルウェー・ブラックメタル・シーンを描く映画『Lords of Chaos』。トレーラー映像が公開されています。

この映画は、ノルウェーのブラックメタル・シーンを検証した書籍『Lords of Chaos（邦題：ブラック・メタルの血塗られた歴史）』（1998）に基づいた作品。原作は、しだいに教会放火などの犯罪行為やナショナリズムへの接近など過激化が昂じていく過程を追った一冊。

映画では、90年代初頭に起きた、同国のブラックメタル・バンド、メイヘム（MAYHEM）とバーズム（Burzum）をめぐる様々の事件を描き、ノルウェー・ブラック・メタルの歴史と思想を掘り下げます。

監督は、スウェーデンのエクストリーム・メタル／ブラックメタル・バンド、バソリー（Bathory）の元メンバーで、これまでにポール・マッカートニー、レディー・ガガ、マドンナ、メタリカ、U2などのミュージック・ビデオを監督したヨナス・アカーランド（Jonas Akerlund）。

主演であるメイヘムのユーロニモス役はロリー・カルキン（マコーレー・カルキンの弟）。ほかスカイ・フェレイラ、ジャック・キルマーなどが出演しています。

映画『Lords of Chaos』は2019年2月8日に米国公開予定