
『サザエさん』初期キービジュアル (C)長谷川町子美術館
『サザエさん』50周年を前に、貴重な初期フィルム作品をデジタル化。フジテレビが運営する動画配信サービスFOD並びに、Amazon Prime Videoにて配信されます。
以下プレスリリースより
株式会社フジテレビジョン(本社:東京都港区、代表取締役社長:宮内正喜、以下フジテレビ)は、フジテレビが運営する動画配信サービスFOD並びに、Amazon Prime Videoにて、アニメ『サザエさん』第1回放送分(1969年10月5日)〜第53回放送分(1970年10月4日)の中から50回分を、2018年12月26日(水)0時より配信開始します。
毎週日曜午後6時半から放送中のアニメ『サザエさん』は、来年10月、放送開始から50周年を迎えます。1969年10月5日(日)に放送を開始して以来、“日曜夕方の顔”として、これまで変わらず同時間帯に放送され、長年お茶の間に親しまれてきました。
そしてこの度、放送開始の1969年〜1979年までのフィルムで制作され保存されてきた『サザエさん』がついにデジタル化され、配信されることが決定しました。12月26日(水)午前0時から、FODと、Amazon Prime Videoで配信がスタートします。これにより、今まで公式にはどこでも見ることのできなかった貴重な初期フィルム作品が、ご覧いただけることになります。
今回配信では、第1回放送分〜第53回放送分の中から、50回分を一挙に配信します。また、放送開始から変わらない加藤みどりさん(サザエ)、貴家堂子さん(タラオ)のお二人と、大山のぶ代さん(カツオ)、永井一郎さん(波平)、麻生美代子さん(フネ)の貴重な声の共演にも、是非ご注目下さい。
長年、子供からお年寄りまで幅広い世代に親しまれ、日本の文化を代表する国民的アニメとなった『サザエさん』。貴重な初期作品がデジタル化されたことにより、さらに多くの方に視聴していただけることになりました。そして、今後も随時、初期の貴重なフィルム作品を配信していきます。50周年に向けてますます盛り上がる『サザエさん』に、これからもご期待下さい。
◇プロデューサー・渡辺恒也(フジテレビ編成部)コメント
「放送50周年の節目を前に、今まで35mmネガフィルムの状態で倉庫に眠っていた初期の『サザエさん』をデジタル化し、後世に映像遺産として残すことができることを大変嬉しく思います。また、貴重な初期作品を再び皆様にご覧いただくことが、アニメ『サザエさん』の歴史を振り返る大きな機会になると期待しています!初期作品は、現在放送中の『サザエさん』とは作風や表現も異なっていて、見比べてみてもそれぞれに新しい魅力を発見してもらえると思います。アニメ『サザエさん』は50周年を迎えるとともに、ますます“挑戦”を続けていきたいと思いますので、これからも応援をよろしくお願いします!」
◇ 配信概要
■日 時: 2019年12月26日(水)午前0時〜(12月25日(火)深夜24時〜)
■配 信 内 容: 1969年10月5日第1回放送〜1970年10月4日までの53回放送分より、50回放送分
■FOD配信ページ
http://fod.fujitv.co.jp/s/genre/anime/ser5787/●1969年10月5日(日)第1回放送あらすじ
「75点の天才!」
カツオが75点のテストを持ち帰り、フネとサザエは大喜びする。二人に褒められて上機嫌のカツオが子供部屋に戻ると、ワカメがカツオの悪い点数の答案を見つけていた。実は悪い点数のものは、分厚い本の中に隠していたのだ。カツオは口止めとして、お気に入りのペンをワカメに渡すと、悪い点数の答案を天井裏に隠す。

「押売りよ こんにちわ!!」
押売りの男が磯野家にやって来る。男は不幸話をして同情させ、物を売ろうとするが、サザエはワンピースの背中のファスナーを上げさせたり、政府批判をするだけで何も買わない。押売りの男がスゴスゴと磯野家を出ると、外では押売り仲間が待っていた。押売りたちは何とか物を買わせようと、代わる代わる磯野家を訪問する。(他、一話)

◇ 第1回放送出演
サザエ ・・・ 加藤みどり
カツオ ・・・ 大山のぶ代
ワカメ ・・・ 山本嘉子
タラ ・・・ 貴家堂子
舟 ・・・ 麻生美代子
マスオ ・・・ 近石真介
波平 ・・・ 永井一郎
他
※キャラクター名は当時のものに倣って表記
(C)長谷川町子美術館